郡上市では、豊かで美しい水や、冷涼な気象条件を活かした農業を進めてまいりましたが、農家人口の減少、高齢化の進展や担い手不足、鳥獣害などにより厳しい状況が続いており、農業産出額は平成14年に比べて平成18年には11％減少しています。また、近年輸入農産物の残留農薬や事故米問題などにより、農産物の安全性や健康な食生活に関心が高まってきており、これらに対応する施策の展開が重要となってきています。
　こうした中、国においては、新たな食料・農業・農村基本計画を定め、「水田経営所得安定対策」や「農地・水・環境保全向上対策」を打ち出すなど、戦後の農政は大きな転換期を迎えています。
　このように農業を取り巻く情勢が大きく変化する中で、農業を職業として選択できるよう農業の持続的発展とその基盤である農村の振興を図っていくために「郡上市農業振興ビジョン」を策定しました。
郡上市農業振興ビジョン（はじめに、第1章、第2章）（pdf・598.8 KB ）
郡上市農業振興ビジョン（第3章、第4章、第5章、第6章）（pdf・413.2 KB ）