トップページ > 市政 > 各課からのお知らせ > 市長公室 > 秘書広報課 > 平成29年度「郡上市政への提案」実施結果の公開
広報郡上(平成29年7月号)にて実施しました「郡上市政への提案」について、市民の皆様からのご提案・ご意見に対する市からの回答等を公開します。貴重なご提案等をお寄せくださり、ありがとうございました。
長良川鉄道郡上八幡駅周辺改良計画
駅の国道、今ある店舗の立ち退きや、建物の解体、移転をしてもらいターミナルビルを建設、バス専用乗り場ターミナルを整備する。ビル内に店舗を整備、他の店舗も募集しビル内に整備してもらう。今の駅前は、タクシー専用乗り場にする。ホテルなどを整備する。
市では、八幡町市街地のまちづくりの基本計画としてまちづくりの基本的な方針を示した「郡上市八幡都市計画マスタープラン」を策定しています。
この都市計画マスタープランでは、長期的なまちづくりの方針を総合的・体系的に示しており、平成28年度に策定した第2期計画において、土地利用の方針や道路・交通システムの整備方針を示しています。
提案いただいた郡上八幡駅周辺に公共交通のターミナルを兼ねた複合商業施設を建設する場合には、既存の商業施設や商店街との調整とともに、マスタープランや法律の規制等との整合性を十分に考慮する必要があります。
また、当該施設は大規模な施設となることが想定され、郡上市が事業主体となって実施する場合には費用対効果等十分に検討する必要があります。
八幡町市街地にとって駅周辺の開発や効果的な利用は、まちづくりの重要な課題の一つとしてとらえていますので、提案いただいた計画も含め様々な意見や提案を参考にしながら今後のまちづくりを慎重に検討していきます。
長良川鉄道の経営改善への一助と郡上への観光客増を願って
郡上経由で高山、白川郷、北陸等へ向う観光バス旅行者に美濃市駅から八幡又は白鳥駅まで長良川鉄道に乗っていただき沿線の美しい自然等を味わっていただく。
バスは美濃市駅から八幡または白鳥駅まで回送し、そこで旅行者にはバスに戻っていただく。
このルートを旅行会社に提案し、理解を得たらどうでしょう。
長良川鉄道株式会社の経営については、ご指摘の通り改善に向け、知恵を絞っていく必要があると認識しています。
市では、長良川鉄道も「観光施設」のひとつであるという認識をもち、国内外の旅行会社との商談や訪問営業等の機会を捉えて、利用促進のPRに努めています。
参考として、香港最大手の訪日旅行企画・販売会社に鉄道利用を提案したところ、「美濃市駅」~「郡上八幡駅」間の鉄道利用を組み込んだプランを企画され、600人近い送客をいただいた実績もあります。
また、長良川鉄道株式会社や市内の施設等も積極的に旅行会社に提案される中で、鉄道乗車体験として国内の旅行商品で活用されている事例や観光列車「ながら」を活用した日帰り商品として活用されている事案も確認しています。
バスの運行費用が高騰している昨今、鉄道を絡めた旅行商品の企画については、旅行事業者においてもターゲットにしている状況にあり、非常に時流に合った提案と考えます。
今後も、市内にとどまらず、近隣の観光資源等も含めた中で、旅行社のニーズにできる限り応えられるよう取り組みます。
猿の駆除隊(空気銃を使用する)
・猿の駆除隊を作っていただきたい。先般、散歩の際に猿の群れを見ましたが、30匹の群れの中には若い猿が子猿を1匹ずつ連れていてぞっとしました。今のうちに少しでも駆除しておかないと大変な事になると思います。もうなっていますけど。
・猿の群れをぼっていきましたが、群れのボス猿に威嚇されました。最近は棒を持って散歩しています。空気銃を使用させてほしいのですが、狩猟免許をとらなければならない。取得しても維持管理が大変です。空気銃で駆除をすることはできないか。(期間限定)
【サルの駆除隊について】
市では、平成26年度に「郡上市鳥獣被害対策実施隊」を設置しました。実施隊は郡上市猟友会員のうち、有害鳥獣対策活動に取り組んでいただける方を任命しています。活動として、有害鳥獣(ニホンザル、ニホンジカ、イノシシ、カラス、ハクビシン等)を銃器や各種わなを使用した捕獲、被害防止のためのパトロールや追い払い等を行っていただいています。
また、市内での活動事例として、和良町宮代地区では地元住民有志によるサルの追い払い隊を結成し、ロケット花火を使用したサルの追い払い活動に取り組まれています。サルは賢いため、シカやイノシシに比べ捕獲が難しい動物ですが、今後も実施隊と連携し鳥獣被害防止活動に取り組みます。
(参考:H29隊員数 市全体331人、美並地域24人)
【空気銃の使用について】
空気銃は、銃刀法で厳しく規制される威力の強い「空気銃」と、規制のない玩具の「エアソフトガン」の2種類に大きく分けられます。空気銃により有害鳥獣を捕獲する場合には、第二種銃猟免許の取得と公安委員会の銃所持許可を得る必要があります。
空気銃は銃声が小さいという利点がありますが、サルを駆除するには威力不足のため、ケガを負わせ長く苦痛を与えるだけとなる可能性があります。
鳥獣被害対策実施隊により、銃器(散弾)や各種わな(くくりわな、箱わな、大型囲いわな)を使用したサルの駆除を行っていますが、実施隊以外の方がサル対策を行う場合は、ロケット花火やエアソフトガンによる追い払いが効果があると考えます。
木工団地の活用
八幡には木製品を取扱う会社が多く有り、特に木工団地という特区があるのに対外的に活用されていない。
又、雨天時、八幡は観光客が名所を歩いて回るだけで、せっかく来たのに・・・という不完全燃焼の状態で帰らなければならない。
そんな時、バスも停留できる木工団地の一区画に木製品で遊べる室内遊具所やミシンののこぎりで足型や手型を作成したり、簡単椅子作り、おもちゃ作り・・・といった短時間で木と戯れる場所があったら良いと思う。
材木の破材処理もできて、温暖化の防止にも良いと思う。
市は面積の約9割が山であり、豊富な森林資源を活かした木工製品を製造する事業所も多くあります。ご指摘の木工団地においても数社の事業所が木製品の製造・加工を行っています。
全国の観光地では、体験型観光を売りにしているところも多くあり、市においてもサンプル体験など、観光客のみなさんに楽しんでいただいています。また最近では、八幡市街地において木工を体験するお店もオープンしています。
今回提案いただいた木工団地での体験事業については、①お客のニーズ(+採算性)があるか②事業をだれが行うのか③現在の木工団地の建物は老朽しており体験施設の新築又は改修が必要④体験ための機械設備購入の費用をどうするかなどの課題があります。
今後、木工団地の事業者が加入する組合等で体験事業を計画される際に市にご相談があれば、現在ある支援制度などを活用して支援を検討していきます。
よろしくお願い致します
① 清流と呼ばれる川の上流に住む私達。その傍で生活排水、農薬、殺虫剤が川に流れ込んでいる。川近くの空き地、駐車場、駅のホームに迄"除草剤"が使用されている。
② 観光客よりも、住人によるタバコの吸殻、ゴミのポイ捨てが多い。
川岸の岩の上にカップ麺の残飯に蟻が群れている残骸を何度か処分します。又、ペットの糞をビニール袋に入れて川に投棄する人もいると・・・
①について 川の神様を御祀りする八幡宮の横を通り、吉田川へ生活排水が流れ込んでいます。合成洗剤の泡が川面に浮かぶ様をアユの釣り人も驚愕しています。
その流れのすぐ先で子供達が、川遊びをしています。使用洗剤の詳細は分かりませんが、合成洗剤は自然には分解できないものです。少々使い勝手が大変でも、身体や環境に良いと言われる石ケン洗剤等の使用を町全体で促したり近隣のドラックストアーやスーパーに、多種類のメーカーの安全と言われる商品を取り扱ってもらう等(下水処理時に、柔軟剤等は、たくさんの活性炭フィルターがいるとか?除菌、消臭剤により大切な微生物迄、死滅させてしまうとか・・・郡上市はどうなのですか?)
② について タバコは発癌物質の塊です。吸殻のフィルターはそれらの物質を吸収したもので、それを土や川に捨てるということの意味
"漂流ゴミ"や"マイクロプラスチック"が世界中で問題になっています。
捨てられたゴミは土から川へ、川から海へと流れ、消える事は有りません。
処理設備のない無人島や途上国では、大量に漂着したゴミの処理は難題です。
タバコやプラスチック等が分解された有害化学物質が、川や海の生物の体内に入り排出されることなく胃袋や脂肪に蓄積され、その生物達が健康でいられるのでしょうか。苦しくても病院にかかることはできません。又私達人間もその魚介類等を食べて日常生活を営んでいます、その私達も健康でいられるのでしょうか。
遺伝子が傷付くことなく、新しい生命が誕生することができるのでしょうか。
一本の吸殻、一個の小さなあめ玉の袋をポイ捨てする行為が世界中の環境や生物に悪い影響を引き起こしていることを認識してもらいたい。
(森林アカデミー涌井史郎先生の御言葉:物質主義社会になり自然からの恩恵に頭を下げ謙虚になることを忘れている。自然が浄化できる範囲を超えて科学物質が使用されている。)
郡上市は山や川の恵みの多い所、由緒ある神社、仏閣も多く、人々が訪れ、元気になれる場所なのに、自然の恩恵をたくさん受けているが、汚し続けている現況
農薬、殺虫剤、生活用品の使用を見直し、善いことも悪いことも全て自らい返ってくる、本当に"清流"と呼ばれる美しい山、川の環境に戻していけるように、住民の皆様の意識が変わりますように。
(除草剤は微生物が分解するので安全だと言われますが、アレルギーのある人達等は、散布時も、枯れた後から伸びてきた草刈りの時にも、そしてその草を野焼きやクリンセンターで燃やされている煙で体調を崩すのです。除草剤に耐性のある"スーパー雑草"がこれも問題になっています。本当に安全なのでしょうか。安全と言えるのでしょうか。)
①河川に発泡等の異常を見つけられた場合には、通報をいただくことにより現場調査を行っています。今回の件についても調査しますので、詳しい状況を教えていただきたいと思います。
なお、市では毎年市内の河川22箇所で水質調査を実施しており、近年の調査結果においては全ての項目で環境基準値を満たしています。提案された環境に良い洗剤の使用については、一部の地域において回覧等による啓発を実施していますが、他の地域でも必要に応じ回覧等を実施したいと考えます。
下水処理については、市の下水処理施設では活性炭フィルターを使用していません。また、消臭剤等に含まれる界面活性剤が多量に流入した場合には微生物を死滅させる恐れがありますが、通常の使用量ならば問題ありません。
②ごみの不法投棄やポイ捨てについては、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」及び「郡上市ポイ捨て等防止条例」に基づき防止の啓発を実施しています。また、不法投棄やポイ捨てが多い場所には啓発看板を設置している他、広報誌や市ホームページにおいても周知啓発を実施しています。提案いただいた取組については、関係部署と連携しながら対応していきます。
「たかす開拓記念館」と「引揚港・博多」の交流展を提案します
今年の「広報郡上5月号」に東京新宿住友ビル48階にある「平和祈念展示資料館」と「たかす開拓記念館」との交流展が開催されるのを知り出かけました。6月10日(土)に、たかす開拓記念館の紹介と琿春高鷲開拓団についての講話を拝聴する事が出来ました。予想以上の人達、特に若い人が戦争の悲惨さを語り継ぐスライドと言葉に熱心に聞いていたのが印象的でした。調べますと、引き揚げ港である博多には沢山の資料が有る様です。是非とも博多との交流を持ち郡上でこれらの資料を展示して多くの人に戦争の恐ろしさを知っていただきたいと思います。
東京での交流展や講話会へ足をお運びくださりありがとうございます。
福岡市へ問い合わせたところ、引揚港の博多をテーマにした展示パネルをご提供いただけるとのことでしたので、今後、交流展の開催に向け展示内容など協議していきたいと考えています。
なお、会場を「たかす開拓記念館」のある「たかす町民センター」とし、多くのみなさんにご観覧いただけるよう4~5月のゴールデンウィーク前後に開催できればと考えています。展示会開催の期日が近づきましたら、郡上市の広報、ホームページ、または個別に案内しますので、ぜひご覧ください。
市民協働の精神や方向性を具体化する組織としては、自治会や公民館、NPO法人等の団体があります。協働による地域づくりを進めるための地域振興計画をまとめた自治会は、平成28年度までに47団体となったほか、平成28年度に地域課題解決部門として魅力ある地域づくり推進事業に取り組んだ自治会数は13団体となるなど、市民参画によるまちづくりは広がりを見せています。
また、本年度からは、市民協働センターが「魅力ある地域づくり推進事業補助金」に係る申請時のアドバイスや受付、審査会業務を行うこととしたため、より一層自治会と密接に関わりながら市民協働を進める仕組みが確立されたものと考えています。
地区公民館活動では、地域住民の融和などを醸成する夏祭りなどのイベントも行われていますが、各種生涯学習の機会の提供や、地域の特色を活かした様々な取組を行うとともに、中学生が公民館活動にサポーターなどとして参画する公民館があるなど、市民協働を進めるための人材育成が始まっています。
市民協働の検証と見直しについては、市民協働指針のはじめ書きにあるように、弾力的な見直しが求められています。市民協働センターでは各種団体などから選ばれた運営委員により、その活動を検証しています。また、市民協働センターでは、市民協働を進める上での数値目標を設定するなど、より具体的な検証が行える仕組みが取られています。市民協働指針は計画ではなく方針を示した指針ですので大きな見直しは予定していませんが、資料編などの数値等が古くなっているものもあるため、今後は修正について検討します。
市では、都市部などからのU・Iターンを促進するため「居住者通勤費補助金」、「三世代同居支援住宅補助金」などの支援策を設けています。なお、平成28年度においては、郡上市交流移住推進協議会を通じた移住者が17組24名ありました。提案いただいたとおり、東海北陸自動車道などの整備により、以前に比べ名古屋圏への移動時間が短縮しています。自然豊かな郡上市で暮らし、近隣の都市部へ通勤するライフスタイルを選択する方(移住者など)もあると考えます。市では名古屋市内において郡上市への移住定住を促すイベントや相談会を定期に開催していますので、このような機会を通じて企業等へも積極的なPRを展開したいと考えます。
「1、現状」
市の合併により自治会の規模も大きくなった。
人口規模の大きい地区は、当然自治会長などは選挙で選ばれ、その下に地区長・班長などがおかれており組織としては安定しているようです。
問題は人口規模の小さい地域であり、持廻り方式を実施しているところも多くあります。これはやむを得ない事情があるにせよ、地区長はその地域のリーダーなので人前で話しをするのが苦手な人にまで地区長を押しつけるのは如何なものかと考えます。
「2、課題解決の提案」
(1)自治会のあり方について最低限のルール(規範)作成と周知徹底
(2)人口が減少し、かつ高齢化が進み自治会運営に支障をきたす地区は、地区単位の合併などで役員などの選出をやり易くする。
※1.この問題は、従来から各自治会の専決事項のため、行政はあまりタッチしない流れになっていますが、人口減や高齢化など社会が大きく変ろうとしている今、一度検討する価値はあると考えます。
※2.この案件は自治会の理解と協力が前提になります。自治会連合会ともよく相談されると良いでしょう。
自治会等(自治会の他、地区会、班・組等)は、住民自治の根幹となる基礎単位であり、そのルール(役員の決め方等)は自治会等によってそれぞれ定めれられているとともに、市民と行政の協働が叫ばれる以前から、連綿と続けられてきたものと認識しています。
市では、平成22年度に自治会・地区会活動の問題点についてアンケート調査を行いました。その結果を踏まえて作成した「郡上市自治会等市民組織活性化方針」(平成23年3月)において、多様な世代から役員を選出することや女性役員の登用など、自治会等の取組方策を自治会連合会にお示しをした経緯があります。
提案の件については、地元や近隣の地区会等での協議を通じて、市民主体で調整いただきたいと考えます。また、市としても自治会連合会役員と協議のうえ、自治会連合会や連合会支部における自治会長会などで、提案いただいた課題についても検討していきたいと考えます。
ミニバス大変有り難く利用させて頂いています。運転士さんの中にはとても感じよく対応される方、とても無愛想な方、気分害します。年召された方の利用者の多い事、観光客の方も有ります。宜しくお願いします。
「まめバス」の乗務員の接遇改善については委託事業者に対し指導を行い、更なるサービス向上に努めていきます。
■お問い合わせ先
郡上市役所市長公室秘書広報課
〒501-4297 岐阜県郡上市八幡町島谷228番地
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