H29実施　郡上市空家等対策計画（案）

更新日：2017年08月04日

　郡上市空家等対策計画（案）に対するパブリックコメント制度の実施に際し、貴重なご意見をいただきましてありがとうございました。平成29年7月3日から平成29年7月21日までの募集期間中、1名の方からご意見をいただきました。その内容と、市の考え方は次のとおりです。
※いただいたご意見は、趣旨を損なわない程度に要約し掲載しております。

パブリックコメント実施結果
募集期間	平成29年7月3日から平成29年7月21日
意見提出人数、件数	1人、4件
意見の提出方法	郵送

No.	いただいたご意見（概要）	意見に対する市の考え方
1	空き家管理士・空き家相談士の有効活用について市外に在住する空き家所有者で、郡上市を訪れて空き家を点検できない方などに対して、「空き家管理士」の活用を推奨するとともに、市内での空き家管理会社の起業に向けた支援を行う。空き家を処分したい方や、貸し出しを考えているが、借家契約上の不安がある方などに対しては、「空き家相談士」を紹介する。	空き家の利活用等について、さまざまなご提案をいただき、ありがとうございます。ご提案の項目ごとに、以下のとおり、市の考え方をお示しいたします。 ○空き家の管理については、郡上市空家等対策計画（案）（以下「計画案」といいます。）の「5-6　特色のある取り組み事例」の中で、明宝地域の「空き家管理・活用サービス」について記載しています（P27）。このサービスは、ご提案いただいた「空き家管理士」が行う業務と同趣旨のものであると考えます。　計画案では、各地域における特色のある取り組みについては、検証を行いつつ、改善しながら推進していくものとしており、ご提案を参考にしながら、市全体に拡大させていくことについて検討したいと考えます。　なお、「空き家管理士」「空き家相談士」については、計画を実行していく中で、市民への周知に努めるものとし、岐阜県住宅供給公社内「空き家・すまい総合相談室」（P21）の紹介も、併せて行っていきます。
2	家財道具や仏壇等の処分に係る支援制度について　大きな家具や仏壇の処理が困難であることが、空き家の賃貸や売却が進まない要因の一つであることから、処分に係る支援制度を設ける。	○計画案「5-4　空家等の購入者等に対する支援」の中で、空き家バンクに登録するために、家財道具等を処分するための費用の一部を助成する「空き家家財道具等処分費補助金」について記載しています（P23）。
3	空き家情報の発信元の一本化について　空き家の管理は、関係団体等に委託した方がよいかもしれないが、情報の発信元は、郡上市に一本化するべきである。　また、空き家の所有者は、交渉や契約を担当する不動産業者を、あらかじめ指名しておくことが必要である。	○計画案「5-6　特色のある取り組み事例」の中では、ご意見をいただきました「和良おこし協議会」の他にも、自治会や地域づくり団体などにより、Ｕターン希望者や移住希望者に対して空き家を紹介する仕組みが作られていることを記載しています。いずれも、地域の特性を活かした取り組みであることから、前述のとおり、検証を行いつつ、改善しながら推進していくものとします。 ○計画案「5-4　空家等の購入者等に対する支援」の中の　「（１）空家情報の提供（空き家バンク等）」において、「市は情報提供のみを行い、家賃等の交渉は、所有者と買い手（借り手）が行う」こととしています（P22）。　　また、計画案「8　空家等に対する対策の実施体制」の中の「4　市と民間事業者との連携」において、不動産、建築、解体等に係る民間事業者については、その専門性を活かして行政機関への支援をしていただくよう働きかけるものとしており（P32）、不動産業者については、空家等の売却や貸出の仲介による活用促進の面を担っていただくものとしています。
4	空き家の利活用に向けた具体的な提案ライダーハウスとしての活用菓子や食料品等の小売店としての活用金融機関機能について（空き家を活用した小売店での預金の出し入れ等の手続き）	○空き家の利活用についての画期的かつ斬新なご提案と考えます。　計画案では、利活用可能な空家等を有効活用した移住・定住促進及び起業への支援を目的の一つとしており、計画を推進していくにあたり、各所管課へ提供させていただきます。 ※　今回のご意見等は、いずれも貴重なものでありますが、本市の空家等対策計画を推進していくうえでのさまざまな手法と認識させていただき、計画自体は原案のとおりとさせていただきたいと考えますので、よろしくお願いいたします。