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平成30年 市長年頭あいさつ

 市民の皆様、明けましておめでとうございます。郡上市長の日置敏明でございます。
 平成30年、西暦2018年の新春をお健やかにお迎えになったことと、心よりお慶び申し上げます。

 

 また、日頃より市政の運営に格別のご理解、ご協力をいただいておりますことに、厚く御礼を申し上げます。
 ありがとうございます。

 

 本年は、元号が「平成」に改まって30年目の「節目の年」となります。暮れには、天皇陛下が平成31年4月30日にご退位されることが決まりました。その意味においても、ご退位までのこれからの1年4か月が、「内と外、地と天が、ともに『平らかに成る』」という願いが込められた「平成時代」の掉尾を飾るに相応しい、歴史的に意義深い、そして平和で平穏な日々となりますようにと願わずにはおられません。

 

 さて、皆様にとって、昨年はどんな年だったでしょうか。世界に目を向けますと、北朝鮮から発射されるミサイルの脅威に、国民生活の安全が度々脅かされました。アメリカでは、「米国第一主義」を唱えるトランプ氏が大統領に就任し、早々に「TPP離脱」を表明、また地球温暖化対策の国際的な枠組み条約である「パリ協定」からも離脱を発表する等、世界に波紋が広がりました。テロと見られる爆発や銃撃事件も跡を絶ちませんでした。その一方で、国連本部の条約制定交渉会合では、「核兵器禁止条約」が採択されるという動きもありました。科学技術の世界では、人工知能(AI)の研究が進み、イギリスの会社が開発したコンピューター囲碁ソフトが、世界最強の中国人棋士を破る等、人工知能は時代の最先端技術の象徴となりました。

 

 国内においては、10月に第48回衆議院議員総選挙が行われ、選挙年齢が「18歳以上」へと引き下げられてから初の「衆院選」となりました。最年少棋士として、弱冠14歳の藤井総太(ふじいそうた)四段が歴代単独一位となる「29連勝」を達成しました。「日本学生対抗選手権」において、桐生祥秀(きりゅうよしひで)選手が、日本人選手としては史上初の「100m9秒台」を記録する等、若い世代の活躍が目立ちました。社会・経済面では、毎月末の金曜日を「プレミアムフライデー」と位置付け、個人消費喚起と「働き方改革」が図られましたが、大きなうねりとなるまでにはまだ時間を要するようです。

 

 災害については、7月、「九州北部豪雨」が発生しました。福岡県や大分県で、河川の氾濫や土砂災害など甚大な被害をもたらしました。犠牲になられた皆様には心よりお悔みを申し上げますとともに、今なお残る行方不明者の捜索が一刻も早く進みますことをお祈りしております。

 また、5月でしたが、鹿児島県の桜島で爆発的な噴火が起こりました。この地方においても11月末頃、「白山」で一日あたり300回を超える地震が起きました。火山性地震とみられることから、今後とも白山の火山活動の推移には注意してまいりたいと存じます。

 このようななかで、郡上市においては、美並などで局地的な豪雨被害はありましたが、幸いにも全市的な大きな災害に見舞われることなく一年を過ごすことができました。しかし、災害はいつ私たちの身に降りかかってくるか分かりません。市民の皆様の安全・安心を確保するため、市といたしましては、常備消防や消防団の充実強化、防災体制の整備、道路や橋等の強靭化に最大限の努力をしてまいります。市民の皆様におかれましても、一人ひとりで出来ること、家庭で出来る防災・減災対策の実行をはじめとして、地域における自主防災組織の一層の強化等に力を入れていただきますよう、お願いをいたします。

 

 郡上市における一年を振り返りますと、昨年は、白山の開山から1300年目という節目の年にあたり、「白山開山1300年祭」と銘打ち、様々な関連事業が市内各地で開催されました。「霊峰白山・太鼓まつり」を皮切りに、「山の日シンポジウム」、「姫神白山夢幻奏コンサート」、「日本三大盆踊り」などが実施され、各事業の実行委員会の皆様には多大なご尽力をいただきました。来月、2月には、「クロージングイベント」が予定されておりますが、これを機に、今後とも白山に関わる自然や文化を大切にし、情報発信をしていきたいと思います。

 また、昨年は、「観光立市郡上」を政策推進の旗印に掲げ、分野を横断した取組を本格稼働させました。市内の宿泊業者の皆様には、新しく設けた市の補助制度のもとに、宿泊施設、設備の改善に積極的に取り組んでいただいております。そして、定住・移住促進や新たな市場開拓、郡上にもっと深くかかわりたいと考えて行動してくれる人々、いわゆる「関係人口」づくりに向けた「郡上藩江戸蔵屋敷」、地域資源を活かしたビジネスの構築や経済循環の仕組みづくりを図る「郡上カンパニー」、情報通信技術等を活用した新規事業の創出に向けた「テレワークのまち郡上」等の事業を進めてまいりました。今年も引き続き、市民の皆様とともに、元気あふれる持続的な地域社会づくりに向け、取り組んでまいります。

 また、「観光立市郡上」を激励していただくかのように、昨年4月には、郡上八幡城が、日本城郭協会が選定する「続 日本百名城」の一つに選ばれました。お陰様で、昨年も八幡城には15万人もの方が訪れていただきました。

 施設等の整備においては、まず4月に、長良川鉄道郡上八幡駅の「復元改修工事」が竣工いたしました。これにより駅は、約90年前の開業時に近い姿となりました。
 伝統漁法や漁業文化を継承する情報発信拠点づくりのための県事業「清流長良川あゆパーク」、並びに隣接する市の事業「道の駅白鳥」改築工事が6月に同時着工し、今春の完成を予定しています。両施設が相乗的に機能し、地元農産物や特産品の販売拡大、それに、世界農業遺産にも登録された「清流長良川の鮎」をはじめとする、郡上市の魅力が効果的に発信されることに大きな期待を寄せております。

 郡上市商工会館の建て替えに併せ、仮称ですが「産業振興拠点施設」の建設にも着手いたしました。また、これに併せてソフト面の仕組みづくりとして「(仮称)郡上市産業振興支援センター」の設置準備を進めました。工事は今春の完成を予定しており、商工会の他、市の商工観光部、市観光連盟、交流移住推進協議会等を一つの建物に集約することで、市内事業者はもとより郡上市を訪れる移住希望者や観光客の皆様のご要望にもお応えし、地域産業の振興、地方創生を進めてまいりたいと存じます。

 スポーツ施設の整備では、美並の「まん真ん中広場」の人工芝生化並びに高鷲の「叺高原スポーツ広場」の管理棟、いわゆるクラブハウスですけども、この建設に着手いたしました。来年開催される「2019ラグビーワールドカップ」のキャンプ候補地や各種のスポーツ合宿拠点として誘致活動を進めてまいります。文化面では「郡上市歴史資料館」も、今春には竣工し、秋から本格的に活動を開始してまいります。

 また、2か年にわたる工事を経て、白鳥において「郡上市北部斎苑」を完成いたしました。北部の拠点斎場としての「北部斎苑」、南部の拠点斎場としての八幡の「南部斎苑」、それに当面運用を続けてまいります高鷲、大和の斎場も含めて、適切な管理運営に努めてまいります。

 また道路整備では、県の事業ではありますが、高鷲北部地区における県営基幹農道整備が着手されました。国道156号との接続を目指すものであります。

 更に、平成24年度より高鷲、八幡をはじめ市内各地域で進めてまいりました簡易水道の統合事業は、29年度をもって概ね完了の見込みとなっており、これにより市内の59の簡易水道施設を40施設に集約することができました。

 健康・福祉の分野では、結婚から出産、子育てへの切れ目のない支援では、新たに「郡上婚活応援団」を発足させました。高齢者支援においても、「高齢者等見守り支援活動に関する協定」を各分野の事業者と締結いたしました。医療現場においては、郡上市民病院が、日本医療機能評価機構から、「良質な医療を提供する病院」として認定をされました。

 そして、嬉しいニュースとしましては、昨年秋に、総務大臣表彰を三つ受賞いたしました。一つ目は、過疎地域自立活性化優良事例として明宝地域の市民の皆様による地域づくり活動が、二つ目は、消防団員が多く入団したとして郡上市消防団が、三つ目は、地方自治法施行七十周年記念式典に際して、特色ある取組を行った自治体の一つとして郡上市が、それぞれ表彰状または感謝状を受賞いたしました。大変、光栄なことであり、これからもこれらの表彰を励みにして、更なる取組に努めてまいりたいと存じます。

 このほかにも、多くのことがあった平成29年でしたが、郡上市は、市民の皆様と共に一歩いっぽ着実な歩みを刻むことができたのではないかと思っております。

 

 新年早々、来月には、「全国高等学校総合体育大会いわゆるインターハイの第67回全国高等学校スキー大会」及び「第16回全国ジュニアスノーボード競技会」、また3月には、「第10回岐阜県民スポーツ大会スキー競技会」等が郡上市で開催されます。全国、全県からおいでになる皆様を安全にお迎えすると共に、ウィンタースポーツのメッカとして、郡上のPRに努めたいと思います。そして何より、選手の皆さんには、存分に力を発揮していただき、郡上市開催の大会からオリンピックなど世界の舞台へと、飛躍する選手が出てくることを願っております。

 

 さあ、平成30年、西暦2018年という新しい年が明けました。今年は、「明治150年」と、日本が近代化に向けて歩みだしてから150年の節目の年でもあります。郡上市も合併・市制施行15年度目にと入ってまいります。
 新しい年が、世界と日本にとって平和な年でありますように、郡上市と皆様お一人おひとりにとって佳い年、意義ある年となりますように祈念を申し上げまして、新年のご挨拶といたします。ありがとうございます。

 

平成30年新春

郡上市長 市長:日置敏明

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