新型コロナウイルス感染症拡大防止に向け、4月10日、岐阜県から「非常事態宣言」が発令されました。岐阜県では感染者が3月半ばから急増し、1名の死者を含め87人(4月9日現在)の感染者が確認されています。これは、国の「緊急事態宣言」の対象地域である7都府県に迫る高い発症数であります。また、感染経路不明の感染者は全体の2割に拡大し、クラスター(集団発生)が懸念されるところであり、「待ったなしの危険水域」とされています。
これらのことから、「ストップ 新型コロナ 2週間作戦(4月3日発表)」を5月6日まで強化・延長するとともに、医療体制の充実・強化や景気経済、生活雇用対策等が推し進められるものです。
郡上市におきましても、岐阜県と連携を密にし、この危機的状況の打破に向け、最大限の対策を行ってまいります。市民の皆様におかれましては、引き続き、不要不急の外出を控え、3密(密閉、密集、密接)の状況を徹底的に回避していただきますようお願いいたします。また、事業者の皆様にも、利用者の手指消毒や従業員の健康チェックおよび営業時間の短縮等について対策をお願いするものであります。
どうか、郡上一丸となり、この難局を乗り越えられるよう、ご協力をお願いいたします。また、このような時こそ、噂や風評に惑わされないよう、正確な情報をもとに冷静な行動をしてくださることをお願いします。
なお、4月10日午後6時現在、郡上市内では感染者は確認されていないことを申し添えます。
令和2年4月10日
郡上市長 日置 敏明
新型コロナウイルス感染症非常事態宣言(4月10日)
新型コロナウイルス感染症「非常事態」総合対策(4月10日)