新型コロナウイルス感染症の再拡大に際し、岐阜県独自の「第2波非常事態宣言」が7月末に発出され、夏休み等における感染予防について強く呼びかけられたところであります。市民の皆様には真摯にお取組みいただき、また市内の店舗や事業者の皆様には徹底した感染予防対策や利用者に明示するステッカー貼付に協力いただきました。お陰様で、盆明け以降には県内の新規感染者数は減少に転じ、皆様のお取組みに感謝申し上げます。
　岐阜県では、9月1日を以て「第2波非常事態宣言」は解除されましたが、今後予想される第3波等の感染拡大の可能性も考慮し、在住外国人への適切な対応を含めた感染予防対策及び新型コロナウイルスに関するハラスメントの防止対策等、「新たな波に備えた総合対策」が示されました。特に、感染者や医療従事者等に対する偏見や差別を払拭し、思いやりと感謝の心をもっていただくよう、ストップ「コロナ・ハラスメント」宣言が、古田岐阜県知事をはじめ県内の全市町村長名で発出されました。郡上市では未だ感染者は確認されていませんが、コロナの危険性は身近に潜んでおり、誰でも感染する可能性があります。私たちが闘うべきは、「人」ではなく人類未知の「ウイルス」です。「コロナ・ハラスメント」ゼロを目指しましょう！！
　市民の皆様には、新型コロナウイルスに「感染しない、感染させない」ため、基本的な対策（三密を避ける、新しい生活様式の徹底等）を各家庭、事業所、施設で再確認いただき、今後も気を緩めることなく感染防止対策にお取組みくださいますようお願い申し上げます。

　令和2年9月1日

郡上市長　日置　敏明

　第２波を教訓に、油断なく警戒継続（岐阜県ホームページ）

　ストップ「コロナ・ハラスメント」宣言（岐阜県ホームページ）