(1)新型コロナウイルス感染症の再拡大(7月30日現在で312人)にあたり、7月31日、岐阜県から「第2波非常事態」に対する緊急対策が発表されました。7月に入り全国で新規感染者が急増し、29日には岩手県でも初の感染者が確認され、全ての都道府県で確認されるに至りました。
(2)岐阜県においても連日、最多感染者数を記録し、5月14日の「緊急事態宣言」解除後の感染者発生数が解除前の感染者数累計150人を超えるなど、感染爆発のリスクが非常に高まり、第2波到来の危機といえます。このことから、岐阜県独自の「第2波非常事態」に対する緊急対策が発表され、県民一丸となって取組む感染防止対策が強く呼びかけられました。
(3)新規感染者の傾向としては、20歳代以下が多く、名古屋での酒を伴う飲食店を利用している人の割合が多いことから、愛知県、特に名古屋での酒類を伴う飲食の回避や多人数での懇親会等の自粛が求められています。また、県内の高校や大学でのクラスター発生も確認されており、夏休み期間中の感染防止対策についても細かに要請されています。
(4)本格的な夏シーズンを迎え、郡上市においても観光客や帰省客など、人の動きが活発となりますが、新型コロナウイルスに「感染しない、感染させない」ために、基本的な対策(三密を避ける、新しい生活様式の徹底等)を各事業所、施設、ご家庭で再確認いただき、緩みない日々を過ごしていただきますようお願いします。
(5)高齢者の方の感染となれば重症化する恐れがあります。ご自身のために大切な人のために、今一度、岐阜県が示す「コロナ社会を生き抜く行動指針」に基づき、この危機的な「第2波非常事態」に対する感染予防対策を徹底していただきますよう、重ねてお願いいたします。
令和2年7月31日
郡上市長 日置 敏明