3月5日、岐阜県は、飲食店に要請している営業時間の短縮については、当初の予定どおり3月7日(日)までとし、8日(月)からは要請を解除して通常の営業に戻る旨、発表しました。急拡大する新型コロナウイルス第3波への対策は約4ケ月にも及びましたが、この間、事業者、県民の皆様の真摯な取組みにより、県内の感染状況や病床使用率が改善されたことにより、今回の措置がとられることとなったものです。しかしながら、8日以降についても、緩みない感染予防対策が呼びかけられ、特に職場や学校の区切りとなる年度末から新年度にかけては人の動きも活発となることから、会食等の感染リスクを徹底回避しながら、社会経済活動の「新しい日常化」が図られていくことになります。
郡上市においても、県の要請に併せ、昨年12月25日より酒類の提供を伴う飲食店に対し、更に1月16日からは全ての飲食店を対象として営業時間の短縮をお願いしてまいりました。飲食店及び周辺の事業者の皆様に及ぼす影響は甚大であり、大変なご苦労をおかけしたことと存じます。郡上市では20例の感染が確認されたものの、皆様のおかげで爆発的な感染拡大は抑えられており、これからは引き続きの感染予防対策はもとより、地域の元気回復に向けても取り組んでいくこととなります。
しかし、第3波は終わったわけではなく、岐阜県からは第3波終息と再拡大の阻止に向けた取組み(3月8日~4月上旬)が示されています。私たちは、「ウィズコロナ」の時代を生き抜く生活習慣として、基本的な感染防止対策(マスク着用、手指衛生、三密回避等)をはじめ、感染リスクの高い行動の回避などについて、しっかり努めてまいりましょう。それらの取組みが、医療現場の支援や経済回復に向けた事業者の皆様の支援に繋がりますので、どうか引き続きのご協力をお願い申し上げます。
令和3年3月5日
郡上市長 日置 敏明
岐阜県ホームページ:新型コロナウイルス緊急対策~第3波の終息を目指すとともに、再拡大を阻止~