八幡中学校が、公益社団法人食品容器環境美化協会が主催する「第22回 環境美化教育優良校等表彰事業」において、優秀校として協会会長賞を受賞しました。八幡中学校の生徒会が中心となって行っている「登下校時のごみ拾いボランティア」が、地域の環境美化に大きく寄与していると高く評価され、今回の受賞となりました。
　令和4年3月7日に八幡中学校にて表彰伝達式が執り行われ、生徒会執行部のメンバーが賞状を受け取りました。

環境美化教育優良校等表彰事業とは

　独創的な環境美化教育に継続的かつ熱心に取り組み、地域社会と連携しながら「公共の場所の美化」または「飲料あき容器等のリサイクル」を実践することにより、地域の環境美化に大きく寄与している小・中学校を選出し表彰するものです。
　都道府県より推薦を受けた全国の小・中学校から最優秀賞4校、優秀賞6校、優良校25校が選定されます。

八幡中学校「ゴミ拾いボランティア活動」とは

　平成27年度の冬、当時の3年生男子生徒1名が、卒業に向かって何かできることはないかと、毎朝学校周辺のごみ拾いを始めました。その後、卒業した先輩の姿に感銘を受けた生徒が同様にごみ拾いを始め、その輪が広がり、生徒会も一緒にごみ拾いを行うようになりました。

　令和元年度からは、生徒会の呼びかけでボランティアを募って、「5」と「3」の付く日の朝に学校周辺のゴミ拾いをする活動を行うようになりました。そして、令和2年度からは、ゴミ拾いの活動範囲を広げ、生徒会メンバーが登下校時のごみ拾いを提案し、生徒総会で全校に承認されました。毎週木曜日の下校時と、金曜日の登校時に、生徒がゴミ袋とゴミ拾い用トングを持って歩きながらごみを拾っています。