左:イヌサフラン(有毒) 右:ギョウジャニンニク(食用)
写真のように、違う植物でも外見が非常に似ているため、一目で区別することは難しい
山菜採りなどで、食用の山菜によく似た毒草を食べ、食中毒を起こす事故が全国的に
発生しており、今年度はイヌサフランなどの毒草をギョウジャニンニクと見間違える事例
が問題となっています。
これらの食中毒事故には、過去に死者が発生した事例もあります。野外には見た目が
よく似た植物が非常に多く、専門家の指導なしにこれらを見分けることは困難です。
野草が食用か有毒か判別できない場合、
①採らない!
②食べない!
③売らない!
④人にあげない!
この4点を徹底して、自分や周囲の人に食中毒を広げないよう注意しましょう。
また、万が一野草を口にして気分が悪くなった場合、すぐに保健所や
医師の診察を受けましょう。
その他、有毒植物に関する情報については、「自然毒のリスクプロファイル」をご覧ください。