全国森林計画とは、森林法の規定に基づき、農林水産大臣が、森林・林業基本計画に即して、全国の森林について、5年ごとに15年を1期としてたてる計画です。森林の整備及び保全の目標、伐採立木材積や造林面積等の計画量、施業の基準等を明らかにする計画であり、都道府県知事がたてる「地域森林計画」や森林管理局長がたてる「国有林の地域別の森林計画」の指針となります。
全国森林計画の策定に当たっては、水系等の自然的条件を基本として、森林資源の類似性、行政区画等の社会的経済的条件を勘案して定めた44の広域流域ごとに、森林の整備及び保全の目標を定め、この目標を実現するために必要な伐採立木材積、造林面積、林道開設量等を定めています。
平成26年4月1日から15年間を計画期間とする全国森林計画が、平成25年10月に策定、平成28年5月に変更されました。
詳しくは、林野庁ホームページ『農林水産大臣がたてる「全国森林計画」及び「森林整備保全事業計画」』(新しいウィンドウが開きます)をご覧ください。