●概要
ひるがの高原スマートIC地区協議会では、既存の高速道路の有効活用や地域経済の活性化を推進するため、建設・管理コストの削減が可能な「ひるがの高原スマートインターチェンジ」(ひるがの高原スマートIC)を平成19年12月16日に東海北陸自動車道 ひるがの高原サービスエリア(郡上市高鷲町)に社会実験として設置し、運営についてフォローアップしてきました。社会実験期間を含め平成21年4月の本格運用以降の利用状況とその整備効果をお知らせします。
○利用状況と信頼性向上(別添資料-1参照)
・開通後(H19.12.16~H25.3.31)累計で200万台を超えるご利用を頂いております。
・日平均利用台数は平成20年の社会実験時から約1.2倍に増加しました。
(H20:866台/日 ⇒ H24:1,067台/日)
・土日・祝日の利用台数は、平日に比べて約2.5倍となっています。
(H24:平日平均731台/日 ⇒ 土日・祝日平均1,855台/日))
・これまで使用してきた車両検知器や案内標識の更新と料金所建屋の新築を行い平成24年8月に完了しました。これにより安全性とETC機器の信頼性が向上しました。
○救急医療における効果(別添資料-2参照)
・救急車の到達時間及び搬送時間が大幅に短縮し、地域医療環境の向上に寄与しています。
○整備効果(別添資料―3参照)
・ひるがの高原スマートICが整備されたことにより、近隣の観光施設やスキー場への来場者が増加しています。
(ひるがの高原スキー場の年間利用者数:設置前(H18)4万人 ⇒設置後(H24)8万9千人)
○観光施設の意見(別添資料-4参照)
・平成25年3月31日現在の「ひるがの高原スマートIC」周辺の観光施設の声を聞いてみました。