おはようございます。
本日は、去る6月10日から始まりました「令和6年第3回郡上市議会定例会」の最終日となりますとともに、「日本一のおどりのまち 郡上」を全国に情報発信するため、議会・執行部とも全員が浴衣姿で本会議に臨む、「浴衣議会」の日であります。
さきほど議長からご案内いただきましたように、7月9日を始めとして「白鳥の拝殿踊り」、そして「郡上おどり」、さらには「白鳥おどり」の発祥祭が行われ、いよいよ本シーズンの踊りのスタートとなります。これから2か月にわたり「郡上の踊り」を、市民の皆様や全国の踊りファンの皆様に楽しんでいただけますよう努めてまいりたいと思います。
こうした中、郡上市では、若い中高生といった方々がこの踊りの盛り上げることに大変ご尽力いただいております。昨年の観光甲子園では郡上高校生のグループが「郡上おどりを未来へ」をテーマにした修学旅行の新しいコースづくりで、全国500校の中からグランプリを獲得されました。また、八幡中学校では、生徒が中心となり実施する「ゆかたDAY」を行っておりますが、これに加えて、今年はさらに「ゆかたDAYキテミナーレ」という浴衣に関する企画も行われます。また、白鳥中学校におきましては白鳥おどりの発祥祭の時に、司会進行を行うといった若い力がこの踊りを盛り上げていくという、郡上にとっては大変喜ばしい動きもみられております。
この6月14、15日には、東京都港区青山におきまして、第28回の「郡上踊り㏌青山」が開催されました。2日間で過去最高の18,400人という方にお集まりいただき、都会の夜にお囃子と下駄の音を響かせ、たくさんの方がにこやかな笑顔で踊っていただくことができました。こういった踊りができますのも、青山外苑前商店街振興組合の皆様、そして郡上八幡観光協会、さらには、八幡・白鳥の踊り保存会といった方々の、本当に大変なご苦労の中で、これを開催することができるものでございます。踊りを郡上の宝として、昨年、一昨年までの新型コロナに負けないような素晴らしい踊りが盛会の中に、天気にも恵まれて、これから行われることを祈念申し上げるものでございます。国の内外からたくさんのお客様をお招きしたいと思っております。
なお、本日最終日の本会議において、和解及び損害賠償の額の決定に関するもの1件、契約に関するもの1件の計2件を追加提案いたします。議案の詳細につきましては、それぞれ担当部長等から説明をいたしますので、ご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。
以上、「浴衣議会」冒頭のご挨拶といたします。
ありがとうございます。
令和6年6月28日
郡上市長 | ![]() |