令和6年9月9日から11日までの3日間、八幡信用金庫にご協力いただき、解体予定の建物を活用して各署所合同の消防活動訓練を実施しました。
この訓練は、実際の災害現場を想定して迅速かつ安全な消防活動と小隊間の連携強化を図ることを目的としました。
訓練内容
①倒壊建物内の立坑(エレベーターの縦穴区画を使用)下部に倒れている要救助者を上部から救出。
②屋内進入のため施錠されている鉄扉をエンジンカッターや破壊器具を使用して開錠。
今回の訓練会場は救出に必要な支点となるものが少なく、また、活動スペースが限られているなど、災害現場に近い環境で訓練を実施することができました。1月に発生した能登半島地震でも倒壊建物が多く発生していました。今後、発生が予想されている南海トラフ地震でも同様の事態が考えられますので、訓練を重ねて、迅速かつ安全な活動ができるように日々励んでいきます!