岐阜県山火事予防運動実施中!
令和5年 山火事予防統一標語
『火の確認 山を愛する あなたのマナー』
この時期は空気が乾燥し、風が強く吹くこともあり、山では枯葉や枯草が多くなっています。山菜採りなどでのたき火等により、山火事発生の危険性が高い時期となります。
特に、空気が乾いている日や風が強い日にはたき火や野焼きをしないなど、火の取扱いには十分な注意が必要です。
山火事は一旦発生するとその消火は容易ではなく、一瞬にして貴重な森林を焼失するとともに、その回復には長い年月と多くの労力を要することから、予防対策が重要となります。
林野火災(山火事)について
年間林野火災の発生状況(消防庁公表)の概要は以下の通りです。
(注:平成28年~令和2年の5年間の平均)
1 林野火災による年間焼損面積 643ha(東京ドーム約138個分)
2 林野火災による損害額 約346百万円
3 出火原因別件数
第1位 |
たき火 |
396件 |
31.4% |
第2位 |
火入れ |
225件 |
17.8% |
第3位 |
放火(疑い含む) |
102件 |
8.1% |
第4位 |
たばこ |
60件 |
4.8% |
第5位 |
火遊び |
25件 |
2.0% |
第6位 |
その他 |
453件 |
35.9% |
合計 |
1,261件 |
100.0% |
4 林野火災の予報対策
上記3の出火原因別件数のなかで人為的な要因が全体の約6割を占めていることから、主に次の事項について、啓発推進を図る必要があります。
① 枯れ草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしない。
② たき火等火気の使用中はその場所を離れず、使用後は完全に消化する。
③ 強風時及び乾燥時には、たき火、火入れをしない。
④ 火入れを行う際には、許可を必ず受ける。
⑤ たばこは、指定された場所で喫煙し、吸い殻は必ず消すとともに投げ捨てない。
⑥ 火遊びはしない。