本日、ここに「令和8年郡上市二十歳を祝う会」を挙行するにあたり、式辞を申し上げます。ご来賓の皆様には、寒い中、また公私ともご多用の中ご臨席を賜り、厚く御礼申し上げます。
二十歳を迎えた皆さん、おめでとうございます。本日、364名の方が晴れて「二十歳を祝う会」を迎えられました。郡上市民を代表して心よりお祝い申し上げます。
また、皆さんを今日まで慈しんで育ててこられたご家族の皆様にも心よりお慶び申し上げます。学校においてご指導いただきました諸先生方や、温かく見守っていただいた地域の方々にも、改めて深い感謝と敬意を表します。
大人としての一歩を踏み出される二十歳という年齢は、権利を得ると同時に、社会を構成する一員として大きな義務と責任を担う覚悟が求められます。私たちは、そんな皆さんを心から歓迎し、これからの人生の航路をともに見守り、支えていきたいと願っています。
現代社会は、AIをはじめとするデジタル技術の急速な進化、人口減少といった大きな変化の渦中にあります。人工知能が私たちの生活や働き方を変え、情報は瞬時に世界と結びつき、私たちの選択の幅は以前にも増して広がっています。こうした潮流の中で、安定だけを求めるのではなく、変化を受け入れ、創造的な発想で今を生き抜く力が、将来を切り拓く鍵となります。皆さんには、そんな力強い視点と柔軟な発想力を備えた若者として、社会の新しい風を吹かせてほしいと願います。
この時代だからこそ、直面する困難を単なる障害として終わらせるのではなく、成長の機会としてとらえる姿勢が大切です。コロナ禍を経て、中学時代から高校時代にかけて、思いどおりにいかなかった経験をしてきた人も多いでしょう。その分、今、皆さんはさまざまなことに挑戦することができ、晴れやかな笑顔とともに日々邁進しています。その姿は周囲の人々に勇気と希望を与える郡上の宝であり、私たちは大いに頼もしさを感じています。
未来には、夢やチャンスが山ほど待っています。皆さんが一歩ずつ前進することで、自分の人生だけでなく、郡上市の未来も力強く形づくられていくはずです。困難を好機と捉えその姿勢を忘れず、仲間と協力し、学びを深め、挑戦を続けてください。自分自身の人生を築くと同時に、明日の郡上市をよりよい方向へ育てていく力を、皆さんが持っていると信じています。
郡上市は、ふるさとを守り、持続可能な地域として未来を創っていくためのさまざまな施策を進めています。特に、若者や子育て世代に焦点を当てた取り組みを推進し、皆さん一人ひとりが「自分が育った地域を、これから生活する地域をよくしたい」という思いを実現できる環境を整えています。皆さんが地域社会の中核を担い、地域とともに成長していくことこそ、郡上の未来を輝かせる力になると私たちは信じています。どうか多くの人が、これからのふるさと郡上市に関わり、地域の未来づくりに参加していってください。
今日の佳き日に当たり、皆さんのご家族をはじめ、多くの郡上市民の方々が皆さんを祝福しています。そして、これからの国や地域社会を担う若い皆さんの力に大きな期待を寄せています。本日お配りしました記念品の中に「国際ソロプチミスト岐阜-郡上」様からのお祝いとして「オリジナルエコバッグ」があります。このバッグは、美並町にある障がい者福祉施設「すみれ作業所」の皆さんが、一つひとつ心を込めて作られたものです。皆さんに少しでも環境や福祉について関心を持っていただきたいとのメッセージが込められています。その他にも、郡上食育応援隊様などの団体から数々のお祝いの品や資料をいただいております。これらの品々には、周囲の方々の温かな見守りの気持ちと、皆さんへの熱い期待が込められていることを忘れないでください。
結びに、皆さんへ心からの願いを述べます。未来は、皆さんの手の中にあります。夢もチャンスも数多くあり、皆さんが一歩ずつ踏み出す限り、必ず実を結ぶでしょう。どうか自分の可能性を信じ、失敗を恐れず挑戦を続けてください。そして、私たち大人は、そんな皆さんの成長を温かく見守り、支援を惜しまないことをここに誓います。共に歩むこの道のりが、郡上市をさらに輝かせ、皆さん自身の人生を豊かなものにしていくことを、私は心から願っています。
本日の二十歳を祝う会を挙行するにあたり、準備を進めてくださいました実行委員会のメンバーに、深く感謝申し上げます。皆さんの前途が洋々と開けることを祈念して、私の式辞といたします。
令和8年1月11日
| 郡上市長 | ![]() |


































