郡上の夏は何といっても「盆おどり」です!八幡地域の「郡上おどり」は安土桃山時代の後期から400年を数える歴史ある踊りで、京都の八坂神社と同じ名を持つ神社がここにもあり、7月中旬から9月上旬まで行われます。踊り納めまでの30数夜を、縁日のお祭りとして踊りが続きます。踊り保存会による生のお囃子(三味線、太鼓、笛、歌)が特徴です。そして見物客より踊り手がだんぜん多い参加型の踊りです。 特に盂蘭盆会(うらぼんえ)の8月13日から16日までの4日間は徹夜おどりとなり、雨が降っても朝までお囃子が鳴り続けます。あなたも是非チャレンジしてください。
この間は一晩で2万人以上の人出になることもあり、交通渋滞となりますので注意が必要です。また、白鳥地域にも「白鳥おどり」があり、こちらは郡上おどりよりもテンポが速くてリズミカルな踊りが多く、若者にとても人気があります。
夏の食を代表するのは「郡上鮎」です。長良川の上流には、支流を含めて荒瀬の多い清流が何本か流れています。これらの川で育つ天然鮎は身が締まり、藻の香りがプーンとして味も最高です。市内を流れる川には、鮎を狙って竿を下ろす太公望の姿があちこちに見られます。この風景は郡上の夏の風物詩でもあります。
