日本一の長寿の里(男性平均寿命)和良地域は、和良川に国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」が生息するのどかな山里です。特産品も自然がはぐくんだオリジナル商品が豊富です。

歴史
「ありがとう和良村、こんにちわ郡上市和良町」
和良町の歴史は古く、町内を巡る豊富な水系により、早くから水田が開けたこともあり、平安時代には郡上郡四郷の一つ「和良郷」として、その地名が書物に記されています。
鎌倉時代のことは、はっきりとした記録がありませんが、室町時代になると和良は郡上地域を治めた遠藤一族により統治されます。やがて、江戸時代後期になると、江戸幕府の直轄領と、旗本である千石遠藤領及び二千石遠藤領の三分割に統治され、この状態は明治維新まで続きました。
明治22年、地域内にあった11の村々が合併し組合村として和良村制がスタートしましたが、村の名称が正式に和良村となったのは、明治27年のことです。当時の合併書類に残る新村名『和良村』の選定理由には「古来沢村外10ヶ村を総称して和良の郷を唱えたので、その郷名をとった」と記されています。
和良村は、昭和の大合併でも町村合併を経験することなく推移し、今回の郡上市発足による合併が、明治初期を除いて事実上初めての合併となりました。
平成16年2月7日に行われた和良村閉村式では、輝かしい村制115年の歴史と、先人らの尊い軌跡が回顧され、合わせて郡上市和良町としての船出に地域の発展を誓いました。

