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白鳥おどり

白鳥おどりの画像


 そのむかし、白山信仰の里として栄えた「しろとり」は、上り千人、下り千人と多くの参拝者が行き交い、白山を囲む広い地域の人々がそこに集い、民謡やおどりの情報交換がおこなわれるなか、白鳥の地で「場所踊り」が生まれました。
 その後、「場所踊り」を中心に多くの唄と踊りが生まれ、神社の拝殿や庄屋さんの軒先などで踊られ、村々に伝わり、「白鳥の拝殿踊り」として、約400年間踊り唄いつがれてきたと伝えられています。この踊りは、国選択無形民俗文化財と地域伝統芸能大賞を受けている踊りで、神社の拝殿にキリコ燈籠を吊り下げ、下駄を踏み鳴らし、その音で調子を取りながら踊った昔ながらの素朴で自然でどこか懐かしさを感じる踊りです。
 昭和初期になると、これに、太鼓、三味線、笛のおはやしを入れ、街中で屋台を囲んで踊る「白鳥おどり」となり、観光的なおどりとして、素朴な匂いを残しながら、ゆったりとした曲からテンポが速く躍動的な踊りで、若者をはじめ踊り好きな人々を魅了する奥美濃しろとりの夏の風物詩として踊り唄い伝えられています。
 白鳥の街の中に踊り屋台を引き出し、夜毎に場所を変えながら踊ります。特に8月のお盆の13日から15日は「徹夜おどり」として、キリコ燈籠が照らし出す屋台と人々の熱い息づかいの中、東の空がうっすらと明けるまで踊り明かします。

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