「第3次郡上市男女共同参画プラン(案)」に対するパブリックコメントの実施に際し、貴重なご意見をいただきありがとうございました。募集期間中、1名の方からご意見をいただきました。その内容と、市の考え方は次のとおりです。
※いただいたご意見は、趣旨を損なわない程度に要約し掲載しております。
募集期間 | 令和2年3月10日(火)から令和2年3月23日(月) |
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意見提出人数、件数 | 1人、2件 |
意見の提出方法 | 直接提出 |
No. | いただいたご意見 | 意見に対する市の考え方 |
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1 | 27貢 項目:Ⅱ-(3)地域社会における男女共同参画の推進 「自治会活動への参画を推進」の中に「地域の意思決定の場となっている、自治会活動に・・・」とありますが、自治会は法令等に定めがある団体ではなく、あくまでも地域の共同作業などのための任意団体であり、意思決定をするような機会はほとんどないと思っています。また、自治会活動に参加しない人も多くなっていますので男女共同参画のプランに掲載することは疑問に感じます。地域の意思決定の場、即ち地域の議決機関は市議会であり、男女共同参画の方向性としては自治会よりは市議会にあると思います。 「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」も、地方議会の候補者の数をできる限り男女が均等となることを目指し、全国的にも男女共同参画は地方議会に向いていると思います。しかし、郡上市では無所属の候補者が多く、男女の数が均等となることは難しいと思います。 そこで、郡上市議会議員定数条例を、諸外国を参考にクオータ制、またはパリテ法を導入し、議員の男女の比率に偏りが無い条例改正を目指すとしてはどうですか。 |
自治会は任意の団体ですが、自分たちの地域を住みよいまちにするために、生活環境の整備や福祉の向上、防犯、防災などの地域課題に、会員が協力・連携して取り組む組織として、重要な役割を担っています。しかし、人口減少、高齢社会の到来により、地域社会の活動の担い手が不足し、特定の個人へその役割が集中するということが生じています。そのため、若い世代や女性など多様な担い手によって持続可能な地域社会が形成されることが重要であると考えます。また、国の第4次男女共同参画基本計画には、地域の活動に男女共に多様な年齢層の参画を促進し、地域活動における男女共同参画を推進すること、及び自治会・町内会等、地域における多様な政策・方針決定過程への女性の参画拡大を図るとともに、地域活動に男女共同参画の視点が反映されるよう、各団体に対して働きかけることが盛り込まれています。こうした背景をもとに、第3次男女共同参画プランでは、自治会活動において女性が意思決定の場に関わることのできる環境づくりを目指して、自治会長会において啓発を行うことを取組みの1つとしたものです。 なお、郡上市議会議員定数条例にクオータ制又はパリテ法を導入するご提案については、国の選挙制度の動きや他団体の動向を注視してまいります。 |
2 | 目次中、「Ⅰ(2)男女共同参画社会の実現に向けた意識改革」、「Ⅰ(3)男女共同参画社会を推進する広報啓発活動の充実」、「Ⅲ(1)女性に対する暴力の根絶」が、本文の表記と異なります。 | いずれも、目次の修正漏れですので、本文中の表記に合わせて修正します。 |
計画案等の資料
第3次郡上市男女共同参画プラン(案)(pdf・3.4MB)