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令和3年 市長年頭あいさつ

 市民の皆様、明けましておめでとうございます。
 郡上市長の日置敏明でございます。

 令和3年、西暦2021年の新春。すべての皆様が、「今年こそは穏やかで佳い年になって欲しい」との深い祈りとともに、「静かなお正月」をお迎えになったことと存じます。
 まずもって、市民の皆様には、日頃より市政の運営に格別のご理解、ご協力をいただいておりますことに、厚く御礼を申し上げます。ありがとうございます。

 

 さて、昨年は、世界中が未知のウイルス「新型コロナウイルス感染症」の脅威にさらされ、人々の生活は一変しました。そして、「100年に1度」とも言われるこの感染大爆発の猛威は、未だ衰える兆しを見せておりません。
 国内においても、これまでに二十余万人もの感染者を数え、感染症流行期の冬季に入ってからは、連日、各地で過去最多感染者数が記録され、深刻さを増しております。岐阜県でも、感染者が急増し、4月、7月に続く「第3波」として警戒が強められています。郡上市では、昨年11月に初めて感染者が確認されました。市としては、岐阜県及び医療機関と連携を密にし、感染拡大防止対策に努めるとともに、市民の皆様のご協力と冷静な対応についても呼びかけてきたところであります。市民の皆様には、基本的な感染予防対策の徹底はもとより、国や県が発出した不要不急の外出自粛や休業、営業時間の短縮要請等にも真摯に向き合っていただきました。更には、その一方で、「郡上おどり」「白鳥おどり」及び「白鳥の拝殿踊り」のインターネット配信の取組みに代表されるように、それぞれの活動の継続や地域の活性化等に向け、知恵を絞り工夫を重ねたお取組みをしていただいており、改めて心から敬意を表し感謝申し上げます。コロナ社会を生き抜くための取組みは数年に渡り続く可能性があるとも言われております。市民の皆様には、引き続き緩みない感染予防対策をお願い申し上げ、また、感染者や医療従事者等に対する謂われ無い誹謗中傷や差別は絶対に許さないなど、「コロナ・ハラスメント・ゼロ」に市一丸となって取組みましょう。

 

 次に昨年も自然の猛威に国民生活は脅かされました。「令和2年7月豪雨」についてでありますが、7月3日から断続的に降り続いた雨は、熊本県を中心とする九州地方や中部地方で集中的な豪雨となり、各地で甚大な被害が発生しました。被害に遭われました皆様に、心からお見舞いを申し上げます。岐阜県においても、「数十年に一度の大雨」として、郡上市をはじめ下呂、高山など6市に「大雨特別警報」が発表され、また災害救助法が適用される事態となりました。
 郡上市においては、幸い人家等への浸水や人的被害はありませんでしたが、大和町島の奥田洞谷では、「平成30年7月豪雨」がもたらした山腹崩れが再び大規模に発生し、地元住民の皆様には、慣れない避難所での不安な生活を強いることとなりました。一日も早い安心な生活を取り戻すため、岐阜県が現在進めている復旧工事が円滑に遂行されるよう、市としても協力してまいります。また、今後とも郡上市の防災・減災対策の推進に努めてまいります。

 

 次に、市内の道路基盤整備についてですが、「一般国道156号大和改良」が8月、全線開通しました。国道156号の大和町上剣から白鳥町中津屋間は、急峻な山と長良川に挟まれ斜面崩落等が懸念され、また見通しの悪いカーブが続くなど車両の安全走行に支障を来しておりました。平成元年、国において道路改良の事業化が決定されて以来30年余の年月をかけ、ようやく延長2.6kmの全線が開通しました。この間、国・県の関係機関のご尽力をはじめ地権者及び地元の皆様のご理解、ご協力を賜りましたことに、心から感謝申し上げます。このほか、国道156号郡上大橋の架け替え、濃飛横断自動車道の和良八幡間の整備に向けても準備作業が進められ、めいほうトンネル完成に向けての工事なども着実に進められました。市民の皆様の安心安全な生活の確保はもとより、物流の円滑促進、交流人口の増進等、市内の基盤整備に今後とも努力してまいります。

 

 また、公共施設の整備については、「郡上八幡まちなみ交流館」が6月に開館しました。まちなみ交流館が立地する八幡町の北町地域は、国から平成24年「重要伝統的建造物群保存地区」の選定を受けました。歴史と文化が漂うこの地域に整備されたまちなみ交流館は、城下町としての成り立ちや変遷、町家の特徴等について紹介する展示室、市民講座や緊急時の避難場所としても活用いただける研修室を備えております。また、歩いて10分程の距離には平成30年に整備した「郡上市歴史資料館」もあり、地域の情報発信をはじめ、市内外の皆様に両施設を幅広くご利用いただきたいと存じます。

 

 観光振興においては、道の駅に隣接して立地する宿泊特化型のホテルとして全国展開する「フェア・フィールド・バイ・マリオット」の「岐阜郡上」が、「道の駅古今伝授の里やまと」の北隣に10月開業しました。ホテル内に浴槽による入浴施設やレストランを設けないことで地元商業施設、温泉施設の利用を促すなど、地域の活性化にも配慮された新しい発想のホテルです。
 来訪・宿泊された皆様が、ここを拠点として地域を巡ることで、郡上自慢の「食」や「文化」またはスキー等のアクティビィティを体感するなどして、ぜひ「郡上ファン」になっていただけるよう、市としても「観光立市郡上」に磨きをかけてまいります。

 

 環境保全についてですが、地球温暖化問題や海洋プラスチック問題又は生物多様性等の「地球規模の環境問題」は、郡上市も例外なく取り組むべき課題であります。市では、「郡上市自然環境保護条例」などに基づき、市民、事業者の皆様と共に豊かな自然と美しい生活環境等の保全に向けた取組みに努めております。環境美化に向けた市民の皆様の意識は高く、10月に行った「中学生とのふれあい懇談会」においても、生徒の皆さんから環境美化に関しいくつかの提案・意見をいただきました。また11月には、身近なことからできる環境保全について考える契機として、「環境シンポジウム」を開催しました。豊かな自然環境や生態系を守り維持していくことは一朝一夕にはまいりませんが、私たち一人ひとりが自覚を持つことが大切であります。政府が目指す「2050年に『脱炭素社会』を実現」の目標に呼応して、郡上市としても市民の皆様と一緒になって、できることから取り組んでまいりたいと存じます。

 

 さあ、いよいよ新しい年が明けました。
 今年は、延期となっております「東京オリンピック・パラリンピック」や「全国健康福祉祭ぎふ大会(ねんりんピック岐阜2021)」等が開催予定であり、スポーツイヤーとして盛り上がりが期待されます。皆様が楽しみにし、期待しておられました八幡町内を走行する「聖火リレー」は、昨年とは日にちが一日ずれましたが、4月3日(土)実施の日程が決定しております。

 

 「郡上おどり」、「白鳥おどり」、「白鳥の拝殿踊り」も、すでに今年の日程を発表しております。何とか、今年こそは、これらの行事をつつがなく行うことができますよう、コロナも収束し、そうした環境が整いますよう、皆様とともに祈りたいと思います。

 

 なお、今年は、東常縁が連歌師宗祇に古今伝授のいわゆる「初度伝授」を行ってから550年、東国の武将、東氏が承久の乱の功績によって郡上郡山田庄を与えられてから800年の節目の年に当たることから、これらを記念する事業も行ってまいりたいと考えております。

 

 いろいろと申し上げましたが、課題が山積する中、まず取り組むべきは「コロナの収束」です。
 こんな時こそ、「共に生きる」という「共生」と他者を思いやる「共感」の理念を大切にし、心を合わせ、今できること、やるべきことをしっかり見つめ、市民の皆様とともに向かっていきたいと考えます。未来に希望を持って、元気を出して、頑張りましょう!!
 新しい年が、皆様にとりまして佳き年となりますよう切に願い、新年のご挨拶といたします。
 ありがとうございます。

 

 令和3年新春

郡上市長 日置 敏明

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郡上市役所市長公室秘書広報課

0575-67-1147

〒501-4297 岐阜県郡上市八幡町島谷228番地
FAX:0575-67-1711
E-Mail:kouhou@city.gujo.lg.jp

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