ツキノワグマは、秋になると冬眠に備えて食欲が旺盛になり、ドングリなどの木の実をたくさん食べます。郡上市のほぼ全域の山林がツキノワグマの生息地と考えられ、山の木の実などが少なくなると、エサを求めて人里に頻繁に出没するおそれがあります。特に今年はドングリ類が凶作の見通しとなっておりますので、山やその付近に行かれる際はくれぐれもご注意ください。
遭遇しないようにするためには・・・
- 登山やキャンプ、キノコ狩り等の際は、鈴やラジオなどの音が出るものを携帯し、人間がいることをアピールしてください。
- 人里に出没させないため、エサとなる野菜や果実などの取り残し、収穫予定のない果樹は早めに処分してください。
- 家の周りや農地には、生ゴミや野菜などエサとなるものを放置しないでください。
- 果樹園、養魚場、養蜂箱などの設置場所には電気柵を設けるなどして、クマを寄せ付けないようにしてください。
万が一、クマと遭遇したら・・・
- 子グマを見つけたら、近くに親グマがいる可能性が高いため、周囲の物音に注意しながら、静かに立ち去りましょう。
- クマの歩く方向に注意し、立ち去ったのを確認したら、それとは反対方向に静かに移動しましょう。
- クマから目を離さず、急に動かず、しゃがまず、走らず、背中を見せずに後退しましょう。※背中を見せて逃げるとクマは追ってくる場合があります。
岐阜県「岐阜県に生息するクマ(ツキノワグマ)について」(外部リンク)
クマを見かけた場合は、下記までご連絡ください。
農林水産部林務課 電話:0575-67-2121
総務部総務課 電話:0575-67-1832
または各振興事務所振興課