白鳥中央地区は、平成19年度から「まちづくり交付金」を活用して、「白鳥中央地区 都市再生整備計画」に基づき、誰もが安心・快適に住み続けることができるまちづくりを目指して整備してきました。
まちづくり交付金とは、地域の歴史・文化・自然環境等の特性を活かした個性あふれるまちづくりを実施し、全国の都市の再生を効率的に推進することにより、住民生活の質の向上と地域経済・社会の活性化を図ることを目的として、平成16年に創設されたものです。
「まちづくり交付金」を活用して事業を実施する場合、事業実施前の計画段階で目標となる数値目標を設定し、事業最終年度に事後評価を行うことで達成状況を確認することになっています。
このたび、事後評価結果をまとめましたのでご覧ください。
白鳥中央地区 都市再生整備計画の概要
目標:誰もが安心・快適に住み続けることができるまちづくり
目標1:快適な生活環境の整備による「住んでみたい・住み続けたいまち」の実現
目標2:歩いて楽しめる安全で美しいまちづくり
目標3:自立・持続性のある街づくり活動の定着
整備方針
- 白山文化の里にふさわしい魅力づくり
自然との調和を表現したまちなみ景観整備、生活文化を情報発信する場づくり、やすらぎを感じる街なか環境づくり - 便利で楽しいまちなかサービスの拠点づくり
生活関連サービスの充実、安心して生活できるまちづくり - 地域が主体になった地域振興の体制づくり
活動の拠点と体制づくり - 歩いて楽しめる環境づくり
まち歩きを誘導するしくみづくり
計画期間
平成19年度~平成23年度
まちづくり交付金で実施した主な事業
事後評価結果の概要
〇都市再生整備計画で設定した数値指標の目標達成度
指標1 自動車交通量(×:目標未達成、1年以内に達成見込みなし)
従前値:2,894台【平成17年】 → 目標値:2,000台 → 評価値(見込値):5,900台【平成23年】
指標2 地区内人口減少率(〇:目標達成)
従前値:3.10%【平成17年】 → 目標値:1.00% → 評価値(見込値):0.00%【平成23年】
指標3 まちづくり活動団体参加人数(〇:目標達成)
従前値:8人【平成17年】 → 目標値:30人 → 評価値(見込値):41人【平成23年】
〇その他の数値指標(当初設定した数値目標以外の指標)
その他の指標1 美濃白鳥停車場線駅前区間の自動車交通量
従前値:1,400台/12時間【平成22年】 → 評価値(見込値):1,200台/12時間【平成23年】
〇今後のまちづくり方策
・白鳥の生活文化を継承する取組みの充実を図る
→地域のまつり・イベント等の支援事業
・道路整備が完了した区域を中心に宅地化(住宅等の建築)の促進を図る。
→宅地化促進事業
・まちづくり活動の継続・充実を図る。(市民主体のまちづくり団体等の活動継続・充実)→まちづくり活動支援事業
・歩行者優先のまちづくりの更なる展開を図る。
→交通マナーなどの啓発事業