タバコは赤ちゃんを苦しめます!パパ、タバコを吸わないで!
乳幼児突然死の危険性が高まります
乳幼児突然死症候群の6割以上が、妊婦自身の喫煙や、妊婦や赤ちゃんの周囲の喫煙と関係があります。
タバコは赤ちゃんの脳を傷つけます
妊婦がタバコを吸うと、一酸化炭素やニコチン、発癌物質、放射性物質(セシウム、ポロニウム等)などの有毒物質が胎盤を通して赤ちゃんに蓄積していきます。例えば、鉛は幼弱な赤ちゃんの脳に蓄積して知能低下を起こすことが知られています。妊婦や赤ちゃんの周りでの喫煙も同じように危険です。
【妊婦の喫煙本数と11歳児の知能指数との関係】(知能指数が低くなるほか、言語能力・読解力・算数や論理的思考力の低下、落ち着きがなく問題行動を起こしやすくなるといわれています。)
喘息、中耳炎、気管支炎、肺炎、髄膜炎にかかりやすくなります。
親がタバコを吸っている家庭の子どもは、喘息に2倍から5倍なりやすく、治りにくく、さらに重症化しやすくなります。
子どもが将来、肺がんになる危険性が高まります
小児期にタバコの煙を吸わされると、将来肺がんになる確率が3倍に増えると報告されています。
家の外で吸っても子どもに害が及びます
屋外だけで喫煙しても、吐く息に含まれるタバコ由来の有害物質によって、周りの人が健康被害を受けることが指摘されています。換気扇や空気清浄機ではタバコの害は全く防げません。
動画公開中
- すいたくないよ。「妊婦と赤ちゃんをタバコから守ろう」タバコの影響・分煙の落とし穴・タバコをやめるには【前編】(動画wmv・8.9MB)
- すいたくないよ。【中編】(動画wmv・8.6MB)
- すいたくないよ。【後編】(動画wmv・5.7MB)
- 突然ですがクイズです!(動画wmv・2.6MB)
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- すいたくないよ。1(動画mp4・6.5MB)
- すいたくないよ。2(動画mp4・6.4MB)
- すいたくないよ。3(動画mp4・8.8MB)
- すいたくないよ。4(動画mp4・6.0MB)
- すいたくないよ。5(動画mp4・9.1MB)
タバコをやめると、こんな良いことが・・・
・赤ちゃんが病気にかかりにくくなる
・体調がよくなり、体力が向上する
・自分や家族が、がんになる危険性が減る
・タバコが吸える場所を探さなくていい
・お肌が若返り、いつまでも若々しいパパでいられる
・タバコ代がかからない
タバコをやめるための工夫
禁断症状は通常禁煙後3日以内にピークとなりますが、おおむね1週間、長くても2~3週間で消失します。禁断症状を少しでも軽くするために、対処法をやってみましょう。
- 「とにかくタバコを吸いたい!」
→喫煙の代わりになる行動で、吸いたい欲求をそらす- 冷たい水や氷、熱いお茶などを口にする
- 昆布やガムなどを口にする
- 歯を磨く、体操や散歩をする
- 「イライラが止まらない!」
→「ちょっと待て」と口に出して言う
大きく深呼吸をする - 「ボーッとして集中できない!」
→禁煙後しばらくは、ある程度、集中力が低下するもの、あらかじめ仕事の量を減らしておく - 「夜、眠れない!」
→正常な体の反応です。心配ありません。コーヒーやお茶などカフェインの多いものや刺激物をあまり摂らないように心がける - 「喫煙と結びついている行動パターンを変えてみる」
→朝一番の行動パターンを変える
コーヒータイムを控える - 「喫煙のきっかけになる環境を変える」
→部屋の模様替えをする
喫茶店やタバコが吸いたくなる場所を避ける
タバコをやめるお手伝いをします。気軽に保健師へご連絡ください。
八幡保健センター:65-6111 大和保健福祉センターやまつつじ:88-4511