燃えるごみを処理している郡上クリーンセンターは、一日に75トン(37.5トンの焼却能力がある炉が2炉)を処理する能力があります。市内で発生している一日当たりの燃えるごみの量は約37トンです。このため2炉ある焼却炉を3ヶ月程度の交互運転とし、1炉のみの運転で効率良く稼動させている状況です。
郡上クリーンセンターで処理する燃えるごみの量は、年間約1万1千トンです。そのうち家庭・事業所からでる量は、約9千6百トンとなります。
その処理費は、年間約5億2千万円にもなります。そのため市民・事業者の皆さまにはごみ袋の有料化などにより、処理費(一部)の負担をお願いしています。今後、燃えるごみの量が多くなりますと常時2炉運転をしなければならず、燃料費・電気代等が大きな負担となり、処理費が増加します。
このため市民・事業者の皆さまには、地球温暖化防止、環境負荷の軽減や処理費の削減のため、燃えるごみ減量への積極的なご協力をお願いします。
下記の表は、家庭・事業所等の燃えるごみの処理量です。年々増加しています。
燃えるごみ処理量 (単位:t) |
H29年度 | H30年度 | H31年度 |
直接搬入 | 3,524 | 3,685 | 3,794 |
収集 | 6,048 | 5,894 | 5,816 |
計 | 9,572 | 9,579 | 9,610 |
市では、ごみ減量に向けて4R(リデュース・リフューズ・リユース・リサイクル)、分別の徹底、生ごみの堆肥化等を推進しています。
燃えるごみ減量の方法
燃えるごみなのか資源ごみなのか、分別を徹底する(4Rの実践)
燃えるごみのなかにも資源ごみがたくさんあります。古紙のなかの「紙製容器包装」や「小紙片」は燃えるごみに出さず、古紙として分別しましょう(透明または半透明の45㍑以下のビニール袋に入れて資源ごみとして出してください)。
詳しくは「郡上市ごみの分け方・出し方(家庭用)」をご覧ください。
生ごみの発生を少なくする
「食材を買いすぎない」、「食材を使いきる」、「料理を作りすぎない」、「料理を食べきる」を実践しましょう。
生ごみを燃えるごみとして出す場合は、三角コーナー・水切りネットなどを使い水分をよくきって出す
ゴム手袋をして生ごみをしぼるのも効果的です。
生ごみ処理機・設置型コンポスト・ダンボールコンポストなどを利用し、生ごみの自家処理(堆肥化等)をする
市では生ごみ処理機の購入に対する補助金の交付やダンボールコンポストの販売をしています。また市ホームページにて「生ごみ処理機への補助金」、「ダンボールコンポスト」、「生ごみから元気な野菜づくり」の内容を紹介していますので、ぜひご覧ください。
できることから始めてみましょう。あなたのちょっとした心がけや行動で、環境負荷が少ないライフスタイルが当たり前になってきます。