台所で1~3日分の生ごみをためる方法
簡易容器などでためる
(1)フタつきの小さな丸バケツやフタつきのアルミなべ、または写真のような容器を用意し、生ごみ入れ、ボカシ入れとして使用します。写真は、市販の米びつを使用しました。
(2)調理をしながら、水気のない生ごみはそのまま生ごみ入れ容器へ投入。
水気のあるものは、ざるとボウルなどで水をきってから生ごみ入れ容器に入れます。
生ごみは、ひと切り多く入れる気持ちで。できるだけ小さくした方が早く分解します。
(3)調理が終わったらボカシをかけて、容器ごとシェイクします。
(4)これをそのままプランターや畑の土に混ぜるか、またはさらに貯めておくことができます。
2~4週間分の生ごみを貯める方法
専用密閉容器でためる
(1)専用密閉容器を使うと2~4週間分の生ごみが保管できます。
水切りができ、空気を遮断できるので、ボカシに混ぜた生ごみを漬物状態で保管できるのです(嫌気発酵)。週末にしか畑作業ができない人におすすめです。
(2)「台所で1~3日分の生ごみを貯める方法」の要領で、ボカシを混ぜた生ごみを上にのせていくだけです。生ごみを入れた後に全体を混ぜないでください。
(3)空気が入らないようにフタはキッチリ閉めてください。
表面に白カビが出ているのは良い状態です。内フタをしてください。
(4)下にたまる液は、液体肥料(液肥)として使えます。
有機物たっぷりの生ごみの汁が、微生物の力によって発酵しているものです。
※この液を100~500倍程度に薄めて水やりに使うと、作物が元気になり色つやがよくなります。また液をそのまま排水溝に流すと、臭いやぬめりを微生物が分解してくれます。
(5)2~4週間このように貯めた生ごみを、そのままプランターや畑の土に混ぜて土づくりをします。
あとは、「プランターから元気でおいしい野菜の育て方」を参考に土づくりをしてください。
美味しい野菜のためがんばりましょう!!
PDF版は下記です。
生ごみから元気な野菜づくり 生ごみをためる方法(pdf 632.3KB)