ダンボールコンポストをはじめてみよう!
こちらでは、市役所でお求めいただいたダンボールコンポスト基材をもとに説明いたします。
2.容器に材料を入れる
基材の中身を、組み立てたダンボールに入れてよく混ぜてください。
直接地面に置くと、底が湿気で抜けてしまいます。網目の台にのせ、虫除けの布をかぶせます。
設置する場所は、雨が当たらず風通しが良い場所にします。
3.生ごみを投入する
基材に小さく穴を掘り、生ごみを埋めます。次に埋めるときは、隣に窪みを掘って埋めます。
最初のうちはかき混ぜないようにしてください。
これを1週間~10日ぐらい続けると、基材の表面に白いカビのようなものが現れます。
微生物が活動しはじめると熱を出すので、基材が暖かくなります。
このような状態になったら、生ごみを投入するたびによくかき混ぜるようにします。
生ごみの投入量の目安は、1日当たり500グラム程度です。
生ごみは水切りをせずにそのまま投入できます。
分厚く硬い皮などは、小さく刻んで投入したほうが分解が早くなります。
(なるべく入れないほうがよいもの)
骨・貝殻・・・分解されません
玉ねぎ・とうもろこしの皮、野菜の種・・・分解されにくい
生肉・生魚・・・臭いの原因になる(加熱してあればOK)
柑橘類・・・殺菌成分が強いため、発酵の妨げになる
漬物・味噌・・・塩分が強いものは堆肥に向かない
ただし、これらが入っていても堆肥化に問題はありません。
4.管理の方法
ダンボールの中の水分が多い時は、日に当てたり、箱の上部を開けて水分を逃がしてください。
生ごみが何日も残り、分解が遅いと感じるときは、微生物が好む米糠(ぬか)を一掴み、また廃食用油100cc程度を入れてよく混ぜ、微生物の活動を活発にします。
虫が湧かないようにするには、出た生ごみはなるべく早く投入してよく混ぜること、虫除け布を忘れずかけることが大切です。
虫が湧いてしまったときは、黒いビニール袋に基材を移し、縛ってなるべく平らにしてから日に当てて熱で虫を退治します(ミズアブの幼虫は分解を進めてくれるため、問題はありません)。
投入して1ヶ月程度経ったら、天地返しをします。
コンポストの上層部と下層部を入れ替えるように全体をよく混ぜます。
5.熟成〜完成
約2~4ヶ月は生ごみが投入できます。
その後、3週間ほど熟成させます。この間は、週に一回程度、コップ一杯くらい水を入れてかき混ぜます。これで堆肥の出来上がりです。家庭菜園やガーデニングなどにご利用ください。
郡上市では、すぐに始められるダンボールコンポストを、環境課及び各振興事務所で販売しています。
ダンボール箱と基材セット 600円(税込) ※ダンボールの在庫がなくなり次第、セット販売終了
基材のみ 550円(税込)
お問い合わせ先
市役所環境課 67-1833
大和振興事務所 88-2211 白鳥振興事務所 82-3111 高鷲振興事務所 72-5111
美並振興事務所 79-3111 明宝振興事務所 87-2211 和良振興事務所 77-2211