「食品ロス」は、本来食べることができるにもかかわらず捨てられてしまう食品のことです。
我が国は、先進国の中では食料自給率が低く、食料の多くを海外からの輸入に依存しています。しかし、食品の製造から販売、消費に至る各段階で多くの食品ロスが発生しており、その多くは燃やして処理をしています。
この計画は、「食品ロスの削減に関する法律」に基づき、閣議決定された「食品ロスの削減の推進に関する基本的な方針」を踏まえて、まだ食べることができる食品が廃棄されないようにするための社会的な取り組みを、総合的かつ効果的に推進するために策定されました。
基本理念
「みんなで考え みんなで減らそう 食品ロス」
身近な問題である食品ロスについて実態を知り、問題への理解を深めるとともに、市民と事業者、行政が一体となり、食品ロス削減に向けて取り組んでいく社会を目指します。
目標
1.食品ロスの発生量を半減させること
2000年度比で2030年までに食品ロスの量を半減させることを目指します。
2.食品ロスの削減に取り組む市民の割合を100%にすること
食品ロス削減の取組みを3つ以上行う市民の割合を、100%にすることを目指します。
計画期間
令和5(2023)年から令和16(2034)年までの12年間