1.基本構想の構成
本計画(基本構想)の構成は、シンボル施策と分野別施策の二層構造とし、分野別施策の中に、オンリー・ワン施策として住民主導の地域自治計画を含めています。また、地域経営の戦略化をめざすため、分野別の計画と横断的に連携しながら、協働のまちづくりを推進できる体系としています。
- シンボル施策
本市の将来像を実現するため、まちづくりの重点テーマに基づいて、分野横断的に重点課題をつなぎ、プロジェクト化を図ることにより、地域社会への多様な効果の創出をめざす戦略的な施策です。 - 分野別施策
市政全般を網羅する取り組みで、新市建設計画との整合を踏まえて立案・推進する分野別の基本施策です。
2.本計画(基本構想・基本計画)の特徴
指標による目標管理
本計画では、まちづくりの指針である総合計画が、いつまでに、どの程度の達成をめざして取り組むのか明らかにするため、主な施策ごとに「指標」を設定し、市民のみなさんに公表します。「指標」を設定することで、達成状況だけでなく、取り組みの成果、市民のみなさんの満足度の変化などを定期的に検証することが可能になります。
市民・行政の役割分担
本計画では、これからの地域政策の要といえる「協働のまちづくり」を推進するため、主な施策ごとに「役割分担表」を設定します。「役割分担表」を設定することで、市民(個人・家庭)・行政・地域・NPO等活動団体・企業・事業所など、さまざまな主体の連携方針が明らかになります。