~光、水、みどりがあふれる和歌をテーマにした博物館~
古今伝授の里フィールドミュージアムは、鎌倉時代から室町時代にかけて約340年にわたり郡上を治めた領主一族・東氏の9代目東常縁(とうのつねより)が、『古今和歌集』の解釈等を師から弟子へ秘説相承の形で伝える"古今伝授"の祖と呼ばれたことから、和歌をテーマとした野外博物館として平成5年に開園しました。東氏ゆかりの文化遺産や周囲の自然も一体的に保存、活用することをコンセプトにしています。
園内には、国名勝東氏館跡庭園や国史跡東氏館跡及び篠脇城跡などの歴史的遺産のほか、東家から寄贈された和歌関連の資料や庭園跡で発掘された出土品を展示する「東氏記念館」、和歌文学通史を視覚的に楽しめ学べる展示となっている「和歌文学館」、大和町内の石器時代から中世にいたる貴重な出土品や近世の古文書などの指定文化財を集めた「大和文化財収蔵展示館」、歌書や歌集を閲覧できる島津忠夫文庫・講演会や展示会等が行われる研修室・学習室・カフェ・ショップ等多目的に利用できる「短歌の里交流館よぶこどり」などがあります。
さらに、ぼたん園、篠脇遊歩道、山野草の自生地などもあります。桜、ぼたん、紅葉の名所でもあり、年間を通して短歌や自然をいかした催事等も開催しています。
【開館時間】9時~17時(12月~3月は10時~16時)
【休館日】火曜日(祝日の場合は翌平日)・年末年始(12月29日~1月3日)
【入館料】東氏記念館・和歌文学館・文化財収蔵展示館共通入館券
大人(高校生以上):320円(280円) 小人(中学生以下):無料
※( )は20人以上団体料金
【その他】国名勝庭園、ぼたん園など屋外散策は無料。
篠脇山荘など有料での貸切使用も可能です(要相談)。
【住所】郡上市大和町牧912番地1
【電話番号】0575-88-3244
【メール】kokin@city.gujo.lg.jp
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