大和中央地区は、平成17年から「まちづくり交付金」を活用して、道路整備事業、多目的広場の整備など取り組んで来ました。事業期間は、平成17年度から平成21年度までの5年間です。
まちづくり交付金とは、地域の歴史・文化・自然環境等の特性を活かした個性あふれるまちづくりを実施し、全国の都市の再生を効率的に推進することにより、住民生活の質の向上と地域経済・社会の活性化を図ることを目的として、平成16年に創設されたものです。
「まちづくり交付金」を活用して事業を実施する場合、事業実施前の計画段階で目標となる数値目標を設定し、事業最終年度に事後評価を行うことで達成状況を確認することになっています。
このたび、事後評価結果をまとめましたのでご覧下さい。
大和中央地区の概要
目標:古今伝授の資源を地域活性化につなげるまちづくり
目標1:「古今伝授の里フィールドミュージアム」と「古今伝授の里やまと」を核とした交流拠点の環境づくり
目標2:地域住民が主体的に『古今伝授のまちづくり』を担う体制づくり
目標3:大和駅前商店街を中心とした環境整備と長良川をいかしたまちの魅力の向上と良好な住宅の供給
整備方針
- やまと独自の歴史・自然をいかした交流空間づくり
- 豊かな地域資源を活力あるまちづくりにつなげる活動の体制づくり
- 豊かに安心して暮らせる地域核の形成
計画期間
平成17年度~平成21年度
まちづくり交付金で実施した主な事業
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事後評価結果の概要
都市再生整備計画で設定した数値指標の目標達成度
指標1 観光客数(○:目標達成)
目標値:600,000人→評価値(見込値):605,500人【平成21年】
指標2 まちづくり活動団体数(○:目標達成)
目標値:2団体→評価値(見込値):3団体【平成21年】
指標3 居住者数(△:目標未達成、1年以内に達成見込なし)
目標値:7,500人→評価値(見込値):7,153人【平成21年】
その他の数値指標(当初設定した数値目標以外の指標)
その他指標1 まちなか(都市再生整備計画内)居住者数、評価値(見込値):3,049人【平成21年】
その他指標2 転出率、評価値(見込値):2.19%【平成21年】
今後のまちづくり方策
- 地域の個性の積極的活用(観光客数の維持)
- 持続可能な社会の構築(まちづくり団体活動の継続)
- 良好な住環境形成による計画的な人口定着