Q4.蛇口から出る水道水の水質(色、におい、味など)について知りたい。
Q6.飲み水を大切にするために家庭で心がけることはありますか。
Q1.水道水質検査結果について知りたい。
A.こちらに過去3年分の水道水水質検査結果を掲載していますので、ご確認ください。
水道水質検査結果(くらし⇒市民便利帳⇒水道・下水道にリンクします)
Q2.井戸水(飲料水)の水質検査をしてほしい。
A.郡上市では井戸水(飲料水)の水質検査は行っておりませんが、民間の水質検査機関(水道法第20条の登録検査機関)をご案内、及び取次ぎ等をしますので、水道工務課までお問い合わせください。なお、検査費用がかかります。
直接申し込まれる場合は、こちらをご覧ください。
飲料水の水質検査に関するお知らせ(岐阜県ホームページへリンクします。)
Q3.水道水はどのくらいの期間保存できるのか。
A.水道水を汲み置きすると、時間とともに残留塩素が消失し雑菌が繁殖するなどして安全性が低下します。これまでに行なわれた調査では、水温が高いほど、また、光が当たるほど残留塩素の消失が早いことが確認されています。
ですから、水道水を保存する場合、密閉できるきれいな容器に入れ、冷蔵庫などで保管することが望ましいと考えられます。その場合、1〜2週間程度を目安に殺菌が保持されていると考えられます。
残留塩素の保持期間は、保管場所や水温、容器の材質や洗浄状態によっても異なりますので、目安は必ずしも安全を保障するものではありませんが、非常時の知識として知っておくと役立ちます。
Q4.蛇口から出る水道水の水質(色、におい、味など)について知りたい。
■水の色が赤い場合
(1)使いはじめだけに色がつく場合は、長い間家の中の配管に滞留したことにより、管内に付着した鉄さびが流れ出たためと考えられます。鉄は人体の必須元素で、過剰摂取した場合でも大部分が排泄されますので、重大な健康障害を起こすことはありません。気になるときは出始めの水をしばらく流してから使うことをお勧めします。
(2)常に赤い水が出る場合は、家の中の配管全体が老朽化し、さび付いていることが考えられます。その場合は、家の中の配管のお取替えをお勧めします。取替えする場合は、屋内配管に使用される管は多種あり、その特徴を理解した上で選ぶことが大切ですので、お近くの「郡上市指定給水装置工事事業者」にご相談ください。
■水が白く濁っている場合
蛇口から出た水が白く濁って見えるほとんどのケースでは、しばらく置いておくと色が消えてしまいます。これは圧力がかかった水道管の中で水に溶けていた空気が、蛇口を開けることにより開放され気泡となることにより見られる現象で、衛生的には全く問題がありません。
■水まわりが桃色になる
空気中の雑菌が浴槽やトイレなどの水まわりで繁殖し、桃色や赤の色素を産出したことが考えられます。これらの雑菌は病原菌ではありませんが、こまめに清掃することと日頃から換気をよくして湿気を減らすことにより予防することができます。
■水まわりに白いものがつく
水道水が蒸発した後に残ったカルシウム、マグネシウム等のミネラル分と考えられます。やかんや加湿器の噴出し口などの水の蒸発・乾燥が繰り返される部分に白く付着していきます。こまめに清掃することをお勧めします。
■塩素臭い
水道の水を安全にするために、塩素による殺菌消毒を行なっているためです。どうしても塩素の臭いが気になる場合は、いったん水を沸騰させると臭いはなくなります。
■灯油臭い
外の灯油タンクや配管から灯油が漏れ、土中の水道管が灯油で浸されて中の水道水に臭いが付いたことが考えられます。その場合は、油の浸透した土を取替え、臭いが消えるまで水を流してください。灯油タンクや配管は水道管と離れた位置に設置することをお勧めします。
■金属的な臭いや味がする
家の中の配管に、鉄や銅などの金属が使用されている場合は、朝の出し始めなど管内に長時間滞留した水に金属のにおいや味が付いていることがあります。長時間滞留した水はしばらく流してから利用したほうがよいでしょう。
Q5.浄水器と活水器について説明してほしい。
■浄水器とは
浄水器とは、水に溶け込んでいる物質の除去・減少を目的とした器具です。
ろ材、取り付け方法等の違いから多種多様な浄水器が製造販売されています。
■活水器とは
活水器とは、水道水を活性化させるもので給水管内のさびの防止等を目的とした器具です。
セラミックスや自然石などを容器に充填し水道水を通すタイプと、磁気の働きを利用するタイプ等があり、多種多様な活水器が製造販売されています。
取り付けに際しては、水道法上「指定給水装置工事事業者」でなければ取り付けできないものがあり、適切な取り付けが必要です。また、浄水器のなかには、水道水中の残留塩素を水道法に定める基準値以下の濃度に除去するものがあります。このような浄水器については使用状況等によっては、家庭内等に給水される水の細菌等による汚染が懸念されますので適切な取り付けと維持管理が必要です。なお、平成14年4月1日から、浄水器が家庭用品品質表示法の対象品目になり、性能等に関して品質表示をすることが義務付けられています。
<浄水器は必要か?>
郡上市の水道水は、水源の汚染もなく安全でおいしい水ですので浄水器は必要ないと考えています。
<悪質な訪問販売にお気をつけください。>
環境水道部ではそのままでも安全でおいしい水をお届けしていますので、浄水器等の販売やあっ旋は一切行なっていません。市の職員を装った悪質な訪問販売には十分お気をつけください。
Q6.飲み水を大切にするために家庭で心がけることはありますか。
A.水は限りある資源です。水を無駄に使わないように「節水」を日頃から心がけることが大切です。
■節水するための工夫
「蛇口は、目いっぱい開けない」
「水を流しっぱなしにしない」
「洗濯のすすぎを節約する」
「水漏れがないかチェックする」
■漏水修繕を早めに
「蛇口を閉めたままで水道管に耳を当てるとシューシュー音がする」、「水洗トイレの水がチョロチョロ流れている」「家中の水を止めているのに量水器のパイロットが回転している」
こんなときは水漏れしていますので、早めに「郡上市指定給水装置工事事業者」に連絡して修理してください。
また、道路等で水が吹いている等漏水を発見されましたら、至急環境水道部水道工務課まで連絡して下さい。
Q7.夏、水不足になったら、どうするのですか。
A.水源である河川等の水量が少なくなりましたら、お客様に節水の協力をお願いする事となります。
水も限りある資源です。日頃から節水に心がけていただくようお願いします。