確定申告を提出した後で、計算違いなど申告内容の間違いに気が付いたら次の方法で正しく申告し直してください。
■納める税金を多く申告していた場合や、返してもらう税金を少なく申告していた場合
この場合には、「更正の請求」をして正しい税額への訂正を求めることができます。
この手続は、税務署または国税庁ホームページに用意してある「更正の請求書」を税務署に提出することにより行います。
更正の請求が堤出されると、税務署でその内容の検討をして請求内容が正当であると認められた場合に、税金が還付されます。
■納める税金を少なく申告していた場合や、返してもらう税金を多く申告していた場合
この場合には、誤った内容を訂正するための「修正申告」をする必要があります。
この修正申告をする場合には、次のことに注意してください。
・誤りに気がついたらできる限り早く修正申告をすること
税務署の調査を受けた後で修正申告をしたり、税務署から申告税額の更正を受けたりすると、新たに納める税金のほかに過少申告加算税または重加算税などがかかる場合があります。
また、確定申告が期限後申告の場合は無申告加算税がかかる場合があります。