介護保険における「施設サービス」は3種類あります。
介護が中心か、治療が中心か、またどの程度医療上のケアが必要かなどによって利用する施設を選びます。
「要介護1」以上の方が利用できます。
■介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
- 日常生活に常時介護が必要で、自宅では介護が困難な高齢者が入所します。
- 食事、入浴、排泄などの日常生活の介護や健康管理が受けられます。
■介護老人保健施設(老人保健施設)
- 病状が安定し、リハビリテーションに重点を置いたケアが必要な高齢者が入所します。
- 医学的な管理のもとで、日常生活の介護や機能訓練が受けられます。
■介護療養型医療施設(病院・診療所)
- 急性期の治療が終わり、長期の療養を必要とする高齢者のための医療機関の病床です。
- 介護職員の多数配置された病院などがこれに当たり、医療・看護・介護などが受けられます。