火災の発生しやすいシーズン!
冬から春にかけて(特に2~4月)のシーズンは、風が強く空気が乾燥して火災が発生しやすい気象状況となります。
今回は2つの火災が発生しやすい場面と予防のポイントを紹介します。
火災の発生しやすい場面① 林野火災
林野火災の原因の多くは、たき火や田畑等でのごみの野焼きとなっており、林野火災全体の約50%の割合を占めています。
草木や稲わらの焼却は、残り火の不始末や風にあおられる飛び火などが火災の原因となりますので注意して下さい。
家庭ごみは屋外で焼却できません。林業や農業ででる草木や稲わらを焼却する場合でも、ビニールやプラスチック等のごみを含む場合は焼却することはできませんので、「可燃ごみ」に出しましょう。
大切な山林や田畑を林野火災から守るために、次のポイントに注意してください。
★林野火災予防のためのポイント★
・枯草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしないようにしましょう。
・強風時や、乾燥時はたき火や草木の焼却をしないようにしましょう。
・屋外で火気の使用中は、その場から離れず内容にしてください。また、使用後は完全に消火しましょう。
・たき火を行う際は、水の入ったバケツや消火器を用意しましょう。
火災の発生しやすい場面② 暖房器具
寒い時期に活躍してくれるのが暖房器具です。暖が取れるのはもちろんのこと、洗濯物が乾きにくいこの時期には必要不可欠となっています。しかし便利な器具も使い方を間違えると火災に繋がってしまうので正しく使用して火災予防に努めましょう。
★暖房器具火災予防のためのポイント★
・暖房器具の周囲には燃えやすい物、スプレー缶などを置かないようにしましょう。
・暖房器具の上や近くには、洗濯物を干さないようにしましょう。
・給油をするときは、必ず電源を切りましょう。
・出かける時や、就寝のときには必ず電源を切りましょう。
最後に
火災は対策をすれば防げる災害です。一人ひとりが火災予防の意識をもち、安全な冬を過ごしてください!