郡上市消防本部では、6月に解禁される鮎釣りなど河川での事故に備えるため毎年5月中旬頃に長良川にて急流救助訓練を実施しています。
今年は5月19日から21日の3日間訓練を実施しました。
河川の流れの強い場所での救助は危険を伴い、隊員間の連携や正確な装備の使い方がとても重要です。訓練は実際の現場を想定し、ロープを使った救助やラフトボートでの搬送などの訓練を行いました。
訓練内容
① ロープとラフトボートを組み合わせた救助
ラフトボートは基本的にパドルを使って操作しますが、ロープを組み合わせる救助方法ではラフトボートにロープを取り付けて岸から操作します。右岸と左岸に配置したロープ確保員がラフトボートを操作し、目的位置に送り込み要救助者を救出します。
② ロープを使用した救助
要救助者にロープの入ったバックを投げ、川の流れを利用して岸に引き寄せて救助します。流されている要救助者救助者へ、正確に投げるコントロールが重要です。③ 操船訓練
ラフトボートに乗船した隊員がパドルを使って操船します。
川の流れを読み、隊員達が息を合わせてパドルを操作し、要救助者の位置へ向かいます。
水辺の事故はいつ起こるかわかりません。いざというときに落ち着いて対応できるよう、これからも訓練を重ねていきます!
皆さんも、川や海では安全に気をつけて楽しんでくださいね!